【漫画】ずっと男だと思っていた幼馴染との5年ぶりの再会…少しだけ期待と違う展開に「きゅんです」「続きを所望!」の声

2024/10/12 08:30 配信

芸能一般 インタビュー コミック

男だと思って接してきた幼馴染・みとらの成長に驚くりゅーじ画像提供/矢尾いっちょさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『ずっと男だと思っていた幼馴染が…』を紹介する。作者の矢尾いっちょさんが、6月12日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、矢尾いっちょさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

ずっと男だと思っていた幼馴染が、まさかの“モブ顔”女子だった…

『ずっと男だと思っていた幼馴染が…』(5/24)画像提供/矢尾いっちょさん


りゅーじとみとらは仲の良い幼馴染だったが、親の都合で転校して離れ離れとなっていた。その5年後、りゅーじとみとらは再会。しかしずっと男だと思っていたみとらが、実は女の子だった。みとらのセーラー服姿を見て驚きを隠せないりゅーじだったが、「…いやこういうのって、もっと美人と再会するもんなんじゃ…」とストレートにひどいことを言う。

そんなりゅーじに、みとらは「気に入らないの?私の成長が」と呆れたようす。しかし幼馴染と久しぶりの再会とあって、ひとまず水に流すことにしたようだ。寛大すぎる…。

しかし混乱が収まらないりゅーじは、みとらの胸に触れて「青春の鼓動がしない」などと言い出す始末。「人の胸揉んどいてキモイこと言うなよ」と怒るみとらだったが、続くひと言で“一般通過ご近所さん”が驚く展開に…。

この漫画を最後まで読んだ人たちからは、「きゅんです」「続きを所望!」「青春の鼓動バクバクやん」「変化球だがそこが良い。」「この幼馴染新しい」など、多くのコメントが寄せられている。

ポイントは“地味顔”設定に合わせてわかりやすい表情の変化を意図的に避けたところ

『ずっと男だと思っていた幼馴染が…』(3/24)画像提供/矢尾いっちょさん


――『ずっと男だと思っていた幼馴染が…』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

幼馴染のキャラクター性が昔から好きで自分でもなにか描いてみたいと考えたのがきっかけです。その際に「ずっと男の子だと思っていた幼馴染が実は女の子だった」というテンプレートの一つから自分なりにアレンジして挑戦したのが今作となりました

――みとらが時々見せる真剣な表情が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

みとらは地味顔という設定もあり、わかりやすい表情の変化を意図的に避けた作画になりました。その分セリフや行動に見せ場をつくるシナリオ作りにこだわったつもりですのでそういったところを読者に楽しんでいただければ幸いです。

――みとらはりゅーじへの恋心に気づいているようですが、りゅーじのみとらに対する想いは今後変化していくのでしょうか。

最後のキスのシーンでかなり心境に変化があったんじゃないかな?と思っています。もう少しそういった心境の変化のみれるパターンも想定しましたが思春期の男の子でかつ、あのりゅーじのみとらへの接し方的にも、あそこはあのようなリアクションになるのでは?と考えあのような話の流れに落ち着きました

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

作画の観点からでいえば2ページ目のみとらの全身の絵がとくにお気に入りです。みとらをちゃんと描いたのがあの絵からでしたが地味顔でいてそれでいてちゃんと(個人的に)かわいく描けたので、「あぁこの作品は大丈夫だ」とほっと安心した記憶があり私の中ではお気に入りのシーンです

――今後の展望や目標をお教えください。

現在各SNSにて連載形式の作品を描いていますが、その合間に合間で今作のような読み切りの作品もコンスタントに提供することができればなと考えております。連載形式も読み切りも作品もどちらもそれぞれ執筆するうえでの楽しさがあるので、もっとたくさんの作品を描いていきたいです

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

この度はみとらとりゅーじの物語を読んでいただきありがとうございます!自身の想定をはるかに超えるたくさんの方々に読んでいただけて私にとっても思い入れの深い作品になりました。今後もたくさん作品を描いていく所存ですのでまたお目にかけた際は読んでいただけると嬉しいです!!