ヨルゴス・ランティモスが監督を務め、エマ・ストーンが出演する映画「憐れみの3章」が9月27日(金)より全国公開される。今回は本作に出演するウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ジョー・アルウィンの魅力を紹介する。
本作は、「哀れなるものたち」(2023年、ディズニープラスで配信中)のランティモス監督とストーンが再度タッグを組んだ作品。愛と支配をめぐる大胆不敵な3つのストーリーが展開され、同じキャストがそれぞれの物語で違うキャラクターを演じる。
また、同じく「哀れなるものたち」に出演したウィレム・デフォーとマーガレット・クアリーの他、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーらキャストが集結。
さらに「女王陛下のお気に入り」(2019年)からジョー・アルウィンが再びランティモス監督とタッグ続投を希望。ユーモラスながらも時に不穏で予想不可能な、ランティモス監督ならではの独創的世界を描き出す。
ウィレム・デフォーは、二つとない個性と確かな実力を兼ね揃え、「プラトーン」(1986年)、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」(2001年)、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(2018年)、「永遠の門 ゴッホの見た未来」(2019年)で4度のアカデミー賞(R)ノミネートを経験。
さらに「今そこにある危機」(1994年)、「アメリカン・サイコ」(2000年)、「スパイダーマン」(2002年)といった名だたるタイトルをはじめ150本以上の映画に出演する、現代映画史において伝説的なキャリアを持つデフォー。
そんな芸術的探究心を熱く燃やすデフォーは、ランティモス監督のみが持つ唯一無二の才能を賞賛。「この物語はヨルゴスの独特な世界であり、彼には私たちが普段見ることのできないものを見ているように思わせる才能があります。そしてそこには魔法が存在します」と、愛と支配をめぐる大胆不敵な3つの物語を生み出したランティモス監督の魅力を明かしている。
デフォーは、本作の第1章でジェシー・プレモンス演じるロバートをあらゆる意味で支配し、コントロールしようとする上司のレイモンドを演じた。第2章では海難事故から奇跡の生還を果たしたエマ・ストーン演じるリズの父を、そして第3章では、エマ・ストーン演じるエミリー、ジェシー・プレモンス演じるアンドリューが帰依するカルト集団のリーダー・オミを演じている。
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