「もう大人になった気でいるの?」安奈淳“浩子おばさん”の言葉に市川実日子“ジュン”がハッとする<A Table!~ノスタルジックな休日~>

2024/08/24 17:00 配信

ドラマ 動画

「A Table!~ノスタルジックな休日~」第8話より(C)BS松竹東急/松竹撮影所

スペインふうカレーごはんや鶏を白葡萄で煮込んだ西洋風料理に挑戦


ヨシヲは久しぶりの浩子おばさんとの再会に喜ぶ。「献立を考えた」というヨシヲにメニューを尋ねると、「スペインふうカレーごはん」「とりの白ぶどう酒煮」と嬉しそうに答えた。

「スペインふうカレーごはん」は、スペイン料理のパエリアにヒントを得た料理。サフランの代わりにカレー粉を代用したごはんはとっても良い匂いだ。一方の「とりの白ぶどう酒煮」は、ナツメグやセージなどのスパイスをふんだんに使って仕上げていく。こうしてジュンとヨシヲが2人で楽しそうに料理を作る様子を、浩子おばさんはワインを飲みながら笑顔で見守っていた。

料理が完成し、3人は乾杯してから料理を食べ始める。上品な料理に舌鼓を打ちながら、お互い感想を言い合う3人。浩子おばさんはレシピ本を見ながら、“昔の母親は、ネットがないから本を見て一生懸命料理をしていたものだ”と懐かしそうに話すのだった。

「A Table!~ノスタルジックな休日~」第8話より(C)BS松竹東急/松竹撮影所


浩子おばさん「悲観は感情からくるけど、楽観は意思からくる」


ヨシヲが仕事に出た後、浩子おばさんとジュンは2人でワインを飲みながらこれまで散歩した数々の静かなスポットについてや、昔懐かしい思い出話に花を咲かせる。幼少期を振り返り「もっと勉強しておけば良かったな~」と話すジュンに対し、浩子おばさんは「え?もう大人になった気でいるの?」「あんたなんかまだまだひよっこだから」と笑った。

“七十にして矩を踰えず”という言葉(どんなに立派な人でも、自分の行動を完全にコントロールできるようになるのは70歳になってからだ、という孔子の言葉)の意味がようやく理解できるようになったという浩子おばさん。

とてもフットワークの軽い浩子おばさんだが、余計なものを捨てていかないと重くて飛べず、年を重ねるたびに身軽になっていく自分自身を“ポンコツの飛行機”と例えた。きょうだいも姉だけになり、故郷がどんどん遠くなっていく浩子おばさんは、「悲観は感情からくるけど、楽観は意思からくる」とジュンに伝えるのだった――。

次話では、ジュンと浩子おばさんが散歩をしながら夕飯の買い出しに向かう。また、浩子おばさんの話を聞きながら、2人がしいたけごはんや高野豆腐を使った料理を作る様子も描かれる。

A Table!~ノスタルジックな休日~」第9話は、8月28日(水)夜11時から放送予定。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※「A Table!」の「A」は、正しくは上にアクセント記号がついたA

「A Table!~ノスタルジックな休日~」第8話より(C)BS松竹東急/松竹撮影所