テレビアニメ「ザ・ファブル」(毎週土曜深夜0:55-1:55、日本テレビ系/ディズニープラスで見放題独占配信)の第20話「24時間…。」と第21話「悪党たちのABC」が8月24日に放送・配信され、SNS上では洋子(CV:沢城みゆき)の強さに大興奮する視聴者の書き込みがあふれた。(以下、第21話までのネタバレを含みます)
同作は、南勝久による同名人気コミックをアニメ化したもので、殺しの英才教育を施された“殺しの天才”・通称「ファブル」(CV:興津和幸)が、ボス(CV:小村哲生)から「1年間誰も殺してはならない」という指令を受け、“佐藤明”として人殺しをしない暮らしを送る姿を描く。
第20話と第21話では、宇津帆(CV:藤真秀)の事務所を訪れた貝沼(CV:朝比奈拓見)とその母親は、宇津帆から岬(CV:花澤香菜)を盗撮していたことを明らかにされ、(架空の)岬の芸能事務所への示談金として6000万円を要求される。帰宅した貝沼は反省するどころか全て岬のせいだとねじ曲がった怒りを募らせる。
翌日、貝沼は勤務中の岬を後ろから包丁で刺そうとして、明に阻止される。背後の一瞬の出来事に事態がのみ込めない岬を配達に行かせ、田高田(CV:大西健晴)と明が貝沼に事情を聞こうとする中、一瞬の隙を突いて貝沼が逃げだす。明が後を追うと、貝沼は鈴木(CV:子安武人)に気絶させられ拉致されるところだった。
明に顔を見られた鈴木は明を始末すべく、井崎(CV:金光祥浩)を駐車場に呼び出して貝沼を引き渡した後、駐車場で明を待ち受ける。追い掛けてきた明は、鈴木に「貝沼くんを返してほしい。明日まで待つ。でないと、おまえの想定外の波風が起こる」などと告げて立ち去る。
その夜、洋子が自宅で夕飯を作っていると、音もなく鈴木が入ってくる。鈴木は洋子に銃口を向けながら、「まあ、座ろうか。質問は俺がする。おまえは答える側だ」と言ってダイニングテーブルを挟んで椅子に腰を下ろす。そして、「話をしたいだけだ。だから余計なことをするな」と銃をテーブルの上に置く。
対面して座った洋子は落ち着いた様子で「ずいぶんなめられたものね、一人で来るなんて。例えば、テーブルの銃。いいの? そこで。両腕を下ろしてるけど、いいの? それで。目線はそれでいいの? 座っていても重心はブレてない? 私の言っていること分かる? ハンデをあげてるのよ」と言った瞬間、右手でテーブルを押し、鈴木の体をテーブルで抑えながら手前に滑ってきた銃を左手で取り、素早く鈴木に銃口を向ける。
だが、鈴木は動じず「いいよ。打てよ」と挑発し、洋子が人を殺したことがないことを見抜いて指摘する。鈴木の言葉に、洋子は「なるほどね。じゃあ、私は私のやり方に変えなきゃ」と言って銃から弾倉と装填された弾を抜いてテーブルの上に置き、「6秒で終わる」と宣言してテーブルを跳ね上げる。テーブルを避けつつナイフで切りかかってきた鈴木の右手首を左手でつかみ、捻ってナイフを落とさせた後、右手で顔に手刀、左手で脇腹にパンチを見舞い、宣言通り6秒で気絶させる。
これまで秘められていた洋子の戦闘力の高さに、視聴者は大興奮。SNS上では、「洋子の6秒すげー」「洋子めちゃくちゃ強い!本当に6秒で仕留めた…」「洋子が強いとこ見られたので満足」「洋子強過ぎーー!」「洋子ちゃんの戦闘シーン、早技ですごかったなぁ」「洋子くらいの隠れた強さ…欲しいわ~憧れるッ!!」「洋子カッコよ!」「洋子めちゃくちゃ強くてビビるw」など、洋子の強さを絶賛する声が多く見られた。
次回、第22話「ドア前の男……。」は9月7日(土)に放送・配信される。
◆文=原田健
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