福原遥“密子”の優しさを知った桜井日奈子“千秋”、ラストの変化に「推せる」の声<マル秘の密子さん>

2024/08/25 16:25 配信

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密子(福原遥)と千秋(桜井日奈子)に反響続々(C)日テレ

福原遥が主演するドラマ「マル秘の密子さん」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の第6話が8月24日に放送された。密子(福原)と九条開発秘書・千秋(桜井日奈子)とのやり取りは、謎めいた展開のなかでコミカルさも感じられて注目されてきた。そんな2人の関係が変化を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

謎多き主人公による、謎多きドラマ


本作の主人公・本宮密子(福原)は、ファッションだけでなくメーク、メンタルにいたるまで、ありとあらゆることをサポートし、どんな手を使っても依頼者を必ず成功させるトータルコーディネーター。彼女が次の相手に選んだのは、不運続きのシングルマザー・今井夏(松雪泰子)だ。

2人がタッグを組んで目指すのは、“女社長”への大変身劇。密子は天使か悪魔か、物語は魅惑のサクセスストーリーか怒涛のサスペンスドラマか、すべては“マル秘”のドラマとなっている。

千秋が“裏金”の運び屋に!?


九条開発社長選が間近に迫った第6話。九条家は代々女系家族で、前社長の亡き謙一(神保悟志)を婿養子に迎えた美樹(渡辺真起子)にとって長男の遥人(上杉柊平)は待望の存在で、次期社長に推す力も相当なもの。そんな中、遥人を“推し”として見ている秘書の千秋の気持ちを利用して、議員に賄賂を届けさせることに。

密子の姉・鞠子(泉里香)が遺した隠しファイルから裏帳簿が見つかり、千秋は自分が賄賂を運んでいると知っていた。再び美樹に呼ばれたとき躊躇するが、遥人との食事を提案されて、「大丈夫だよ千秋」「九条千秋まであと一歩だ」というオリジナルで作ったコメント入り遥斗の写真を見て気持ちを落ち着かせるのだった。

ところが、そんな千秋の様子に気付いた密子。「警察に通報する」と言うと、千秋は「もう一日だけ待ってくれない」と頼んだ。遥人との食事の予定があるからだ。

姉が亡くなった火事に遥人が関わっていると疑っている密子は、遥人を推す千秋の気持ちが理解できない。千秋は「“推し”に理由なんてない、気が付いたら推しているのが“推し”ってもんでしょ」とほほ笑んだ。だが、そのほほ笑みはどこか悲し気で、密子の前から去った直後、手が震え、座り込んで呼吸を整えなければならない状態だった。