本家「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」とのクロスオーバー・エピソードとなるシーズン1の第1話では、性犯罪特捜班から退いたステイブラーが再び登場する。ニューヨーク市警のイタリア支部で国際連絡係として勤務し、家族とともにローマに移住していたステイブラー。10年ぶりにニューヨークへ戻ってきたところ、爆破事件に巻き込まれて妻を失ってしまう。怒りと悲しみの中、ステイブラーは急遽立ち上がった犯罪組織対策チームに加わり、爆弾事件に関わった犯罪組織を追うことに。
爆弾事件の容疑者であるサーシャ・レンスキーは獄中で何者かによって殺されてしまうが、オリビアから受け取っていた重要資料の中にレンスキーのプリペイド携帯があり、その履歴から、レンスキーは爆破実行前に服役中のイタリア人マフィアが所有する倉庫に立ち寄っていたことが判明する。その倉庫を調べたところ、金庫の中からパスポートなどの偽装書類とともに、ステイブラーの顔写真入りの身分証明証が発見されるのだった――。
シーズン2では、ステイブラーが「エディ・ワグナー」という偽名でアルバニア系ギャング団に潜入。組織の中堅人物レジー・ボグダニの信頼を得ていた。レジーはコカインの密輸をすすめていたが、突然買収したはずの港湾警察があらわれコンテナを調査し始める。現場はもみ合いとなり、レジーらとともにステイブラーも逮捕される。しかし、もみ合いの中飛び込んできたバイクがコカイン入りのバッグを持って逃走していたため、すぐに釈放される。
その後、レジーの叔父・アルビの命令で、レジーとステイブラーは持ち去られたコカインを取り戻すことになる。そして退職警官を洗い出しているうちに、港湾警察のキャンベルが怪しいことに気づいたホワイトハットハッカーのジェットは、SNSからキャンベルの恋人・シェリを見つけ出し、キャンベルの居場所を聞き出す。一方ステイブラーは、レジーとともに港湾警察のパトカーを尾行し、警官を脅してキャンベルの居場所を聞き出していた。キャンベルを見つけ、締め上げて吐かせたところ、コカインを盗んだのは“レッドブル”という黒人の指示で、盗んだコカインはレッドブルが持っているとのことだった――。
手に汗握る展開が描かれる「LAW & ORDER:組織犯罪特捜班」は、現在オンライン動画配信サービス「Hulu」にてシーズン1、2を配信中。
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