<憐れみの3章>独創的世界を監督&エマ・ストーンらキャストが自ら紹介する特別映像解禁

2024/08/27 17:14 配信

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「憐れみの3章」特別映像が解禁(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

ヨルゴス・ランティモスが監督を務め、エマ・ストーンが出演する映画「憐れみの3章」が9月27日(金)より全国公開される。この度、日本公開まで1カ月を切った本作の世界をランティモス監督とキャストたちが自らひも解く特別映像が解禁された。

「哀れなるものたち」ランティモス監督&エマ・ストーンの最新作


本作には、世界的ヒットとなった前作「哀れなるものたち」(2023年、ディズニープラスで配信中)で唯一無二の世界を監督と共に作り上げたエマ・ストーンウィレム・デフォーマーガレット・クアリーが再集結。

愛と支配をめぐる3つのストーリーが展開され、同じキャストがそれぞれの物語で違うキャラクターを演じる。

さらに、ジェシー・プレモンスホン・チャウジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーといった実力者たちが出演する。ユーモラスながらも時に不穏で予想不可能な、ランティモス監督ならではの独創的世界が描れる。

「憐れみの3章」の世界を監督&キャストらがひも解く“予習映像”が解禁


本作は“自分の人生を取り戻そうと格闘する、選択肢を奪われた男”、“海難事故で失踪した妻が、帰還後別人になっていた夫”、“卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を懸命に探す女”という3つの奇想天外な物語で構成される、監督にとって初の試みとなるアンソロジー。監督は映像内で、本作について「テーマは人間性だ」と語った。

続けて、3つのキャラクターを演じることで監督が掲げるテーマを体現したキャストたちが登場すると、ストーンは「私の役に一貫するのは愛や容認、支配されたい心と自由を求める心よ」と役に見出される共通点を解説。

人間の奥底をのぞき込むような物語を作り上げる監督の手腕を、アティエが「異世界って感じだ。常識から逸脱してるからね」と讃えると、プレモンスは「関わり合いや状況がどことなく妙だ」とコメント。クアリーは「笑いつつ焦ったりして形容しがたい感情なの。笑うところ?と悩む」とチャーミングな笑顔を見せ、ランティモス監督作品だからこそ生まれる感情の機微について解き明かしている。