穂波とやり直そうと迫る俊一。だが、「別れてください」と離婚届けを出され、あぜんとする。すると「このまま穂波に捨てられたら、俺、死んじゃうかも」と涙ながらに訴え、穂波の手を自分の首元にあてた。
俊一のあまりの身勝手ぶりにゾッとさせられたが、その後、マンションの屋上で気持ちを落ち着かせていた穂波は時松に「もう会わないほうがいい」と涙ながらに告げた。「なかったことにするんですか」と言う時松に、「はい」ときっぱり返事もしていた。
このまま時松との関係が進めば、自分と同じように傷つく人がいる。悲しい思いを他の誰かに波及させないという穂波の決断は尊い。
一方で、不倫相手との関係が完全に断ち切られたことによる俊一のひょう変と、時松との離婚を断固拒否し、穂波との密会を隠し撮りしていた時松の妻・ミホの存在がなんとも危うい。
次回、9月4日(水)放送の第10話が最終回となる。予告によれば穂波がミホに頬を叩かれている場面が。修羅場を迎えるクライマックスが大いに気になるところだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)