「眞島(秀和)さんの魅力は二枚目でありながら三枚目もいけちゃうところ」 “クセ強キャラ”を見事に演じたキャスト陣の素顔を有我Pが告白<ROOM>

2024/09/10 07:00 配信

ドラマ インタビュー 独占

吉田仁人の“立ち回り”を称賛、瀬戸利樹は「現場のムードメーカー」


――それでは、恋人とのお忍び旅行にやってくる鈴郎を演じる吉田さんの印象は?

僕の中では “吉田ワールド”みたいなものがある印象だったんです(笑)。日頃アーティスト活動をする中でいろんな苦労も経験されてきたと思うのですが、いい意味でのプライドというか自負や、考えみたいなものがご自身の中であって、そういうものを体現しようとしてくださっていたのかなと感じました。

吉田さんは、所属するボーカルダンスユニット「M!LK」ではリーダーを務められているので、みんなのまとめ役というか、お兄ちゃん的ポジションにいると思うのですが、今回の現場には年上の眞島さんや瀬戸さんがいたので、バランスもとりながら、年下の森さんを気にかけている印象でした。半歩引いたところで冷静に現場を見ていたんじゃないかなと思います。

――最後に、仕事に疲れて現実逃避をする青山役の瀬戸さんはいかがでしょうか。

瀬戸さんは現場のムードメーカーだったなという印象です。甘いマスクをしていますが、実は三枚目キャラの部分もあって(笑)。俳優部はもちろん、スタッフにも分け隔てなくコミュニケーションを取られていた印象が残っています。

かと思えば、ロケ地がホテルだったため現場にベッドやクッションがあり、撮影の疲れが溜まって休憩中に寝ていることもあり…(笑)。

いい意味でのマイペースさもありつつ、ムードメーカーとしていろんな人と話をして、若手3人の中では一番年上ではあるのですが、“年上感”というものはあまり出さずに、みんなと同じ目線で話をしていて。男子校の友達同士のようで、なんだかバランスのいい3人だなと思って見ていました。

――そんな3人の中に眞島さんが入ると、どのような空気感だったのでしょうか。

眞島さんと若手3人の間に、年齢的には一つ線が引かれるんじゃないかなと思っていたのですが、眞島さんが一番、分け隔てなく現場全体を気に掛けてくださっていました。

撮影が深夜にまで及ぶと、みんな疲れもあったと思うのですが、そういう時こそ眞島さんはネガティブな空気感にならないようにスタッフのことも気遣ってくださったり、準備に時間がかかりそうな時は俳優部と話をしたり、段取りじゃなくても3人と芝居の練習をされていたこともありました。

眞島さんと森さんに至っては親子くらいの年齢差があると思うのですが、若手3人の“兄貴分”として現場を引っ張っていってくださった印象です。