AKB劇場、約19年の歴史に幕、リニューアル前最後の公演にAKB48メンバーも涙

2024/09/02 14:34 配信

アイドル

AKB48がAKB劇場リニューアル前最後の公演を行った(C)AKB48

9月1日にAKB48がAKB劇場にて劇場リニューアル前最後の公演「AKB48劇場リニューアル前最終公演~6843⽇6552公演の思い出をありがとう。~」を開催した。2005年12月8日にオープンし、“会いに行けるアイドル” AKB48の活動拠点として約19年の歴史を刻んできたAKB48劇場。3月に開催した春コ
ンサートで老朽化に伴う全面リニューアル工事を行うことを発表し、5月からは過去のオリジナル公演の中から週替わりで1曲披露&OGメンバーがサプライズで登場する「AKB48劇場リニューアルカウントダウン特別企画」を実施してきた。リニューアル工事は9月2日(月)から3カ月間を予定し、オープンから19周年を迎える12月8日(日)に秋元康書下ろしのオリジナル新公演でこけら落としを行う予定で、最終公演のエンディングでは、その新公演の初日メンバーも発表された。

2005年の初公演と同じ曲でスタート


最終公演では歴代のオリジナル公演17公演の中から、公演タイトルを冠した楽曲を1曲ずつ披露した。

初めに披露したのは、AKB48劇場で最初に⾏った公演(チームA)の1st Stage「PARTYが始まるよ」のオープニング曲「PARTYが始まるよ」。劇場がオープンした2005年12⽉8⽇と同じ1曲⽬で幕を開けた。その後「会いたかった」「誰かのために」とチームAの歴代公演曲でオープニングを飾ると、早くも涙ぐむメンバーたちの姿が垣間見える。4代⽬AKB48グループ総監督の倉野尾成美も「2005年12⽉8⽇に劇場がオープンしてから6843⽇の⽉⽇が流れました。そして、本⽇がリニューアル前最後の公演となります。この劇場でたくさん思い出が⽣まれて、感謝の気持ちがたくさんある分、今⽇は思い出を振り返りながらパフォーマンスしていきたいと思います!」と⽬頭を熱くしながら、最終公演にかける想いを語った。

そしてチームAのオリジナル公演から「ただいま 恋愛中」「恋愛禁⽌条例」「⽬撃者」、チームKの公演から「⻘春ガールズ」「脳内パラダイス」「最終ベルが鳴る」「逆上がり」「RESET」、チームBの公演から「パジャマドライブ」「アイドルの夜明け」「シアターの⼥神」、ひまわり組の公演から「僕の太陽」「夢を死なせるわけにいかない」を披露するなど、各公演が初⽇を迎えた年代順に楽曲をパフォーマンス。AKB48劇場の歴史を辿る熱いステージが次々と繰り広げられた。

(C)AKB48


倉野尾成美「私たちのホームは劇場」


終盤では歴代オリジナル公演の中で一番新しいチームA 7nd Stage「M.T.に捧ぐ」から『M.T.に捧ぐ』を披露。全オリジナル公演17曲のパフォーマンス終えると、倉野尾は「2005年からスタートしたこの劇場は、たくさんのメンバーがステージに⽴って、何もできないところから⼀つ⼀つ学ばせてもらって、⼀⼈のアイドルとして⼈間として成⻑させてくれる私たちにとって⼤切な場所でした。19年というAKB48の重みも感じますし、私たちのホームは劇場なんだなと改めて感じました。今⽇までたくさん公演をやってきましたが、いつもこの近い距離で温かい⽬で私たちを⾒守ってくださったファンのみなさん、いつも劇場を守ってくださった劇場スタッフのみなさんがいたから、私たちは今⽇まで輝くことができました。本当にありがとうございます!」と溢れる感謝の気持ちを伝えた。

(C)AKB48