コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、Splushで掲載中の泉くれはさんが描く『恋をしたくない君が好き』より『女子からの好意を避けたいイケメン2人が偽の恋人になる話』をピックアップ。
泉くれはさんが2024年8月19日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、8,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、泉くれはさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
橘 朝陽(たちばな あさひ)は、同期であり社内イチのモテ男である流 凛星(ながれ りんせい)に片思いをしていた。朝陽は女生とは付き合う気がなく、総務の女性に食事に誘われるも、「誰とも付き合うつもりない」と断ってしまう。
その様子を見ていた凛星は、突然朝陽に偽装カップルとして付き合って欲しいと言う。凛星は女性から余計な好意を持たれたくないということ、さらに自分たちは同期で設定の打ち合わせもしやすく、お互いに好都合ではないか、と朝陽に提案する。
“偽”であっても凛星とカップルになれることを喜ぼう、とプラスに考えた朝陽は、その提案に応じることに。そして設定を相談しようと食事に誘った朝陽は、実際に凛星と二人で食事をすることに密かに喜びを感じるのだった。
その後、酔ってしまった朝陽をアパートまで送り届けた凛星。凛星が帰ろうとすると朝陽に「帰っちゃやだ」と駄々をこねられる。そして朝陽は、酔っぱらった勢いで凛星の事が好きだと告白し、キスをしてしまうのだった。
作品を読んだ読者からは、「この先どうなるのっ?!」「キャラクターが魅力的」など、反響の声が多く寄せられている。
――『恋をしたくない君が好き』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
担当さんと次はどんな作品にしようかと打ち合わせしてる中で生まれました。
…が、制作過程でメイン2人は当初予定してたキャラとは大きく変わりました(笑)
――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。
メイン2人は年齢的にはアラサーなのですが、大人の恋愛というほどしっとりしているわけではなく、学生のようなピュアな恋愛を楽しんでいるというところです。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
4話、凜星の「朝陽に全部あげる」のシーンです。
ちゃんと言葉で「自分の気持ちも全部あげる」と初めて伝えた凜星と、即座に理解出来てない朝陽、どちらも気に入ってます。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ていらっしゃるのでしょうか?
ストーリーより先にキャラクターを考えることが多い気がしますね。
王道ハッピーエンドや日常の中のささやかな幸せを楽しんでる姿を描くのが好きなので、「じゃあこのキャラの場合どういう言動をするか」と考えてストーリーになっていくパターンかなと思います。
あとは担当さんを頼って色々話し合いの中で決まっていったりです。
――泉くれはさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
まずは認知して頂けるようになるところから、でしょうか。(笑)
そして「この作者の作品だから読んだ」「読んで良かった」と思って頂けるようになったらとても幸せです…!
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
初めて作品に触れて下さった方、いつも読んで下さってる方ありがとうございます!
読者様がいらっしゃるおかげで今の私がいます。
今後も私らしい作品が作れたらと思っていますので読んでもらえたら嬉しいです!
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