堀田真由が主演を務め10月から放送される新ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(日本テレビ系)の新キャストが発表され、筒井真理子、生瀬勝久、臼田あさ美が出演することが明らかになった。
同作はアメリカの作家・ルイーザ・メイ・オルコットの不朽の名作「若草物語」が原案。「あの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら…」という着想で舞台を現代に置き換え、社会派シスターフッドコメディーを描く。物語の中心である町田姉妹を堀田(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が務める。
勝気で口が達者な主人公・涼(堀田)は、脚本家志望だったものの訳があって今はドラマ制作会社で助監督として働き、あわただしい日々を送っている。「私は恋も結婚もしない。一生姉妹で暮らしたい!」そんな恋愛至上主義の風に抗いながら生きる涼のもとに、ある日大御所脚本家が書いたドラマの監督を務めるチャンスが巡ってくる。
今回解禁された新キャストで、筒井は“恋愛ドラマの名匠”と称されるレジェンド脚本家・大平かなえを演じる。長年第一線で活躍するが近頃はスランプ気味という役どころで、涼とは意外な出会いをし、奇妙な師弟関係が始まる。
生瀬勝久は、業界で一目置かれる脚本家・黒崎潤を演じる。“ドラマヒットメーカー”と称される人気脚本家で、女性が主人公のドラマを多く手掛け、最近は「女性たちの友情と絆」をテーマに連続ドラマを執筆している。涼は成り行きでこの作品の監督を務めることになり、黒崎と対立する。
臼田演じる柿谷成実は、ドラマ制作会社のドラマプロデューサーで、助監督を務める涼とは同じ職場で働いている。涼にとってあこがれの先輩であり、人当たりも愛想もよく、仕事のためならお世辞やヨイショも苦にならない性格。入社以来、涼の面倒を見ているが、ある出来事がきっかけでその関係性にも変化が生じる。