「若草物語」は遠い昔、学生時代に読んでいたので懐かしさを感じるかと思いましたが、脚本がとても現代的で新鮮に生まれ変わっていてうれしい驚きを感じました。私が演じるのは大御所脚本家の大平かなえです。脚本の松島瑠璃子さんの描く人物像が手に取るようにリアルで、楽しみながら役に臨んでいます。主人公の涼を演じる堀田さんはとってもかわいらしく、ついつい愛でてしまいます。ですが涼とかなえは師弟関係ですので微妙な距離感を大切にしています。ぜひ、日曜日の夜に楽しんで次の日からの活力にして頂けたらうれしいです。
出演依頼を受け、台本を読ませていただいた時に、この役どころは私以外無いと確信し、ぜひともやらせていただきたいとお返事しました。私の俳優としてのポリシーは、どこまで主演俳優の心情を掻き乱せるかに尽きるところがあります。収録が始まり、堀田真由さんとのお芝居を終えて、1シーン目で、久しぶりにワクワクしました。何しろ、芝居が終わった後も、堀田さんが私を、恐ろしい目で睨み続けていたからです(笑)。ぜひとも、初回からご覧ください!
この度、主人公の町田涼の職場の先輩である、ドラマプロデューサー役を演じます。勝気で正直な涼と、大御所脚本家の間で、板挟みになりつつも、涼の成長を密かに期待し楽しみにしているひとりなのではないでしょうか。現場は、堀田さんの真面目さがひしひしと伝わってくるような、穏やかな雰囲気です。後半にかけて、私自身も、どんな展開になってくるのか楽しみです!