コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、思春期ならではのドキドキ感を描いた作品「好きな子とお泊まりする。」をピックアップ。
作者のリエリオトさんは、7月27日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには4.7万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、リエリオトさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
幼い頃に仲が良かったヒロト・みずき・ケン太・かほの4人は、中学に入ってからすっかり疎遠になっていた。
クラスで孤独感を抱えていたヒロトだったが、ある日、思い切って3人に話しかけてみた。すると、密かに思いを寄せるみずきから、「今週の土日、ヒロトくんちに集まってお泊り会しない?」と提案があった。
そして当日。久し振りの再会に緊張するヒロトだったが、一番乗りでやって来たみずきと話すうちに自然と笑顔が戻ってきた。みずきから「私はずっとヒロトくんと話したかったんだよ?」と言われ、ドギマギしてしまうヒロト。
夕飯にたこ焼きを作って盛り上がる4人だったが、焼きたてのたこ焼きをほおばろうとしたみずきが、熱さに驚いて、一度口に入れたたこ焼きをヒロトのお皿に落としてしまう。
気付かずにそれを食べたヒロトを見て、ケン太が「おいヒロト。今のたこ焼き、みずきが口に入れたのだから、間接キスな」とからかうと、ヒロトだけでなくみずきも赤面しながら絶叫したのだった。
一度、部屋に戻ったヒロトをみずきが追いかけ、暗い部屋で同じベッドに入る2人。
みずきが学校での人間関係の悩みを打ち明けると、ヒロトは「辛くなった時は、僕のところに来ればいい」と男らしさを見せたのだった。
「…じゃあ、今からヒロトくんに甘えていい?」そう言ってみずきは、ヒロトの服をつかんだまま目をつぶる。
その言葉の意味を理解すると同時に、ヒロトは震えるみずきの唇にキスをしたあと、部屋を飛び出していた――。
それぞれに眠れない夜を過ごした翌朝、やっぱり4人で一緒にいると楽しいし安心すると実感したヒロトは、みずきにもそれを伝える。
2人は改めて連絡先を交換すると、みずきは「昨日のベッドのこと、忘れてないから」と意味深なひとことを残して帰っていったのだった。
作品を読んだ読者からは読者からは、「ドキドキが止まらない!」「尊死した」「羨ましい…!」「青春ですね」といった声が上がっていた声が上がっていた。
――「好きな子とお泊まりする。」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
この作品はジャンプ+のインディーズ連載「今夜僕らはお泊りをする」という作品で、少年時代に友達と泊まって遊ぶ事が多かった思い出に恋愛の要素があったら面白そうだなと思って創作したのがきっかけです。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ヒロインのみずきがヒロトの部屋に入ってからのシーンをドキドキ感が伝わるように描きました。
――普段、作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。
ラジオで聞いた話やネットニュースなどから着想を得ることが多いです。普段から頭の中で物語を考えるのが癖になっているので、SNSで更新している作品は思いついたらすぐに漫画にしています。
――今後の展望や目標をお教えください。
まだ詳しくは言えませんが漫画のお仕事を頂けたので今後発表できればと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも作品に多くの反応していただきありがとうございます!
今後も漫画を通してより多くの人に作品を読んでいただける舞台へと躍進しようと思いますので作品を見かけたら読んでくださると嬉しいです。
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