“半人半猫”の主人公が猫の目と嗅覚で事件に挑む 中国で総合&ジャンル別ランキング1位独走の謎解きミステリー<大理寺日誌>

2024/09/04 10:00 配信

ドラマ コラム

「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~(原題:大理寺少卿游)」(衛星劇場で9月5日[木]スタート)見どころは?(C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD. All Rights Reserved

唐の武則天の時代、白猫の名探偵が活躍する中国の人気漫画をドラマ化した「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~(原題:大理寺少卿游)」が9月5日(木)夜9:00よりCS放送「衛星劇場」で日本初放送される。白猫に姿を変える“半人半猫”の主人公・李餅を演じるのは、イケメン俳優のディン・ユーシー。iQIYI(愛奇芸)の総合ランキング1位をはじめ、時代劇、サスペンス、コメディーのジャンルでも1位を独走するなど大反響を呼んだ同作の見どころに迫る。

配信5日目で1億回再生の超話題作

「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~(原題:大理寺少卿游)」場面写真(C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD. All Rights Reserved


原作は、中国の女性作家R・Cによる人気コミック「大理寺日誌」。解毒剤の副作用で白猫に変身してしまった主人公・李餅が、各地で起きる大事件を裁きながら正義を貫いていくストーリーだ。

2020年にはアニメ版もスタートし、多くのファンを持つ同作の実写ドラマ版が今年2月、満を持して配信開始となった。主演のディン・ユーシーをはじめ、イケメンたちが活躍するサスペンス・コメディー時代劇として、口コミで中国全土に人気が広がり、配信5日目にして総再生回数1億回を突破。配信元サイト・iQIYI(愛奇芸)での熱度が8000の大台を越え、総合&ジャンル別ランキングで1位を総なめする好成績を収めた。

そんな超話題作が、中国での配信開始からわずか半年で日本初放送となる。原作漫画の李餅は完全に猫の姿で事件解決に当たるが、ドラマ版の李餅は普段は人間で時々猫に変身する“半人半猫”キャラ。さらに、もうひとりの大理寺少卿として登場する女性キャラクターの上官擒(レン・ミン)も、ドラマオリジナルキャラクターだ。

みごとな推理力&さりげない猫演技にギャップ萌え


本作が視聴者の心を掴んだ最大の要因は、なんと言っても主演を務めたイケメン俳優ディン・ユーシーの魅力だろう。ラブコメの女王チャオ・ルースーと共演したドラマ「花の都に虎(とら)われて」(2021年)ではツンデレ若君を好演し、「今宵、若様は恋におちる」(2023年)では妻にベタぼれするクールな知略家役でギャップ萌え演技を炸裂させた若き実力派だ。