2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#26が、ABEMAにて8月30日に放送され、投球の回転数や回転軸、球速のデータを引用して、魔球の数々を再現するピッチングマシンで、MLB日本人投手たちの“魔球”を再現した。
まずは、サンディエゴ・パドレス所属のダルビッシュ有投手のスライダー、スプリット、スイーパー、シンカー、カットボール、カーブ、チェンジアップの計7種の変化球が再現される。ゲストで野球解説者の山本昌は「投手がピンチの時に投げられる球は、ストレートと自信のある変化球だけ。その変化球をふたつ持っているだけでも、十分、勝負になるのに、ダルビッシュ投手はこれだけの変化球の数を一級品として持っていてスゴい」と称賛した。
また、山本は、ダルビッシュ投手のカーブに注目し、「平均速度129キロはめちゃくちゃ速い。僕は110キロを切ってましたからね」と目を見張った。
さらに、山本は、自身の代名詞だった伝家の宝刀のスクリューの投げ方を実演し、スクリューボールのにぎり方を見せると、元高校球児の番組MCのさや香の新山は「一見、ふつうな感じがする」と率直な感想を口にする。これに、山本は「意外とふつうじゃないのよ! 薬指も開いていて、薬指と中指をはさんだフォークボールみたいな感じ」と説明すると、新山は「フォークは人差し指と中指ではさむけど、薬指!」と驚きの声をあげる。山本は「僕は薬指で回転を与えています」と補足し、投球のコツを伝えた。
また、自身の持ち球であるカーブのにぎりについて、山本は「子どもの頃に堀内恒夫さんにあこがれて、投球フォームや変化球を真似していた。だから、小学校の頃からカーブを投げていたんですよ」と明かした。
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