また、ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手による“お化けフォーク”が、ピッチングマシンで再現される。ストレートに近い軌道から打者の目の前で急激に落ちる魔球に、さや香のふたりは「うわ~! 落ちてる!」と衝撃を受けると、山本は「実際はもっと落ちているように見える」と証言し、さらにふたりを驚かせていた。
さや香の新山は「千賀投手は、なぜゴーストフォークを投げられる?」と疑問を浮かべると、山本は「リリースの場所と、反対の腰の位置でボールの落差が決まる」と解説するも、さや香のふたりは「どういうこと?」と首をひねる。山本は「フォークが代名詞の佐々木主浩さんの投球フォームを見ると、左腰がめちゃくちゃ落ちていて、リリースポイントがめちゃくちゃ高いことがわかる。これは千賀投手も同じ。この距離が遠ければ遠いほど、落ちます」と伝えた。
加えて、新山は「『打てるわけない』と感じた投手は誰?」と質問すると、山本は、阪神タイガースに在籍し、1987年には開幕投手を務めたマット・キーオ投手を指名した上で、「カーブがマジでヤバかった。天井から落っこちてきた(笑)。僕は投手のなかでもバッティングが悪いほうではなかったけど、スゴく高めにきたボールが、落ちてストライクになると、見極められなかった。次のボールは、まっすぐで顔の高さまできたから、『曲がるぞ!』と思ったのに、曲がらなかった。そのままバットを上に振っちゃった(笑)」と明かしていた。
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