水着&レースクイーン衣装が眩しい「ブルアカ」「アズレン」レイヤー「肌のムチムチ感にもこだわりました」<WCS2024>

2024/09/07 12:05 配信

グラビア

「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」若葉ヒナタ/おもちちゃんさん(左写真)、「アズールレーン」ボルチモア/さやさん撮影:ソムタム田井

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。8月2日~4日には、世界最大規模のコスプレの祭典として知られる大型イベント「世界コスプレサミット2024」(通称:WCS、コスサミ)が、愛知・栄周辺エリアにて開催。国内はもちろん、海外からも大勢のコスプレファンが駆けつけ、イベントは大盛り上がりとなっていた。

WEBザテレビジョンは、3日間で25万3700人が来場し、さまざまなステージ企画やコスプレパレードなども行われた同イベントでインタビュー取材を実施。会場を彩るコスプレイヤーたちに「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「WCS2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?


「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」若葉ヒナタ/おもちちゃんさん

“玉ねぎヘア”と呼ばれる丸い膨らみが特徴的なヘアスタイルなので、ウイッグは360度、どの角度から見てもきれいな形になるように、毛束を丸くすることにこだわりました。メークではヒナタの清廉さを表したくて、透明感のあるラベンダーベースの下地を使っています。彼女はシスターなのでケバケバしくならないように、コスプレメークではあるものの、あくまでもナチュラルな仕上がりになるよう心掛けました。体作りに関しては、日ごろからジムに通い、くびれを作ることを意識してトレーニングをしているのですが、ヒナタはムチムチなところもチャームポイントだと思うので、お写真から肌の柔らかみも感じてもらえたらうれしいです。

それともう一点、小道具のヘイロー(頭上に浮かぶ輪っか状の装飾)なのですが、こちらは塩ビ板を使用し、黄色いアクリル絵の具で塗装。帽子に固定する形で作成したものになります。ただ、想定していた以上に重くなってしまい、手を離すとすぐに垂れ下がってしまって…。今回掲載していただいたお写真は、ほとんど加工して、後からヘイローを合成したものなのですが、一枚だけ何とか形を保って写っている写真(振り向いた状態のバストショット)があるので、よかったらご覧ください!

「アズールレーン」ボルチモア/さやさん

衣装は既製品ですが、いろいろ探してエナメルの質感が一番しっくりくるものを選びました。ウイッグはなるべく自然な見た目にしたかったので、コスプレ用ではなくファッションウイッグを購入して。それに手を加えて、こちらの形に仕上げました。

「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」中務キリノ/神崎もあさん

注目していただきたいのはウイッグの色味です。なかなか納得のいく色のものがなかったので、今回初めて染色に挑戦してみました。

「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」尾刃カンナ/いちじくさん

ジト目かつタレ目のキャラクターなので、アイラインをオーバー気味に引いて、そうした雰囲気を表現してみました。それとカンナはクールなキャラでもあるので、ピンク系のアイシャドウは使わず、茶色やグレーを使って涼し気な印象に仕上げたところもこだわったポイントです。

9月以降も全国で大型コスプレイベントが続々開催


こうして大盛況のうちに終了した「WCS2024」に続き、コスプレが楽しめる大型イベントは9月以降も全国で続々と開催予定。「東京ゲームショウ2024」(9月26日~29日、千葉・幕張メッセ)、「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」(10月25日~27日、池袋東口エリア)、「東京コミコン2024」(12月6日~8日、幕張メッセ)、「コミックマーケット105」(12月29日・30日、東京ビッグサイト)なども控えている。

はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。

◆取材・文=ソムタム田井