プラバース主演のインド映画「SALAAR/サラール」。同作が、9月5日(木)から動画配信サービス「Hulu」にて最速レンタル独占配信されることが決定した。
「バーフバリ」二部作で最高の王を演じて世界を魅了したプラバースと、アクション巨編「K・G・F」シリーズのプラシャーント・ニール監督がタッグを組んだ本作。
インド全土が恐れる謎の都市国家“カンサール”の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描き、テルグ語圏の映画としては「バーフバリ 王の凱旋」「RRR」に次ぐ、史上3位の興行記録を打ち立てた本作は、既に第2弾も製作中の大ヒットヒーローアクション叙事詩。
物語は10歳の少年二人の友情から始まる。権力者の息子ヴァラダ(プリトヴィラージ・スクマーラン)の親友であるデーヴァ(プラバース)は、友のためならどんな相手にも挑んで必ず倒す。一方のヴァラダも、自らの領地を犠牲にしてデーヴァの窮地を救い、友情に報いるなど二人は固い絆で結ばれていた。
しかしデーヴァは「名前を呼べば必ず駆けつける」と誓って母とともにカンサールを去った。その後、ついにヴァラダがデーヴァの助力を必要としたとき、デーヴァはカンサールを揺るがす大乱を巻き起こし、二人の絆が試されることになる――。
インド映画といえば劇的な展開とハイテンションな描写で人気だが、プラバースはプラシャーント・ニール監督のパワフルな演出にほれ込んでコラボレーションを持ちかけ、全編アクセル踏みっぱなしのノンストップ・エンターテインメントを完成させた。
超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めたデーヴァは、「バーフバリ」や「RRR」に勝るとも劣らぬインパクトを与える圧倒的なヒーロー像を提示。
プラバース=デーヴァの重量級の格好良さ、荒唐無稽なアクション、神話を彷彿とさせるようなダークな英雄譚、熱い友情を引き裂く皮肉な運命など、インド映画の真髄が凝縮された3時間。大地を震わせるような圧倒的なパワーを体感できる作品となっている。
1985年、先祖代々盗賊を生業にする部族によって建てられた国カンサール。王ラージャ・マンナルの第二夫人の息子ヴァラダは、第一夫人の息子ルドラに名誉と権力の象徴である鼻輪を奪われてしまう。
ヴァラダの親友デーヴァは、ヴァラダのために闘技場の試合に挑み、みごと鼻輪を取り戻す。しかし国内で部族間の争いが発生し、デーヴァの母親が窮地に陥る。
駆けつけたヴァラダは自らに与えられた領地と引き換えにデーヴァの母親を救い、デーヴァは母親とカンサールを去って身を隠すことに。デーヴァは別れ際に、ヴァラダに「名前を呼べば、必ず駆けつける」と誓いを立てる。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)