また、MLB挑戦2年目となるボストン・レッドソックスの吉田正尚選手に、元プロ野球選手の糸井嘉男がインタビューした。
オリックス・バファローズでともにプレーし、オフの自主トレ仲間でもあった糸井に、吉田選手が「MLB挑戦2年目の課題」を吐露する。吉田選手は「日本球界だと左右に振って、最後はフォークで落とす投手が多いが、MLBはとにかくパワーピッチングで、初球はポンっとストライクを取られて、次は高めをファールにさせられて追いこまれてしまい、手も足も出ない打席がすごく多い。日本球界と攻め方がぜんぜん違うから、なかなか出塁率が伸びない」と苦悩を告白する。
この課題のなかでの“復活への秘策”について、吉田選手は「100マイル(約160キロ)超えた球をなるべく打つようにしている。球速が速いほど、ゴロがぬけていくから、これを意識している」と明かした。
さらに、吉田選手は「MLBの球場は、得点板の下に打球速度やアングルが表示されるようになっている。だから、選手は『打てて良かった』じゃなくて、それを見て『今の打球はこのくらいの角度か』と考えている」と日米の球場の違いを語ると、糸井は「マジで!?」と驚きの声をあげていた。
このVTRを見た川崎は「吉田選手は、バッティングコーチやデータを分析するアナリストと良い関係を築けているからこそ、打撃のアプローチを変えることができて、後半戦は結果が出ているんだと思う」と推測していた。
※川崎宗則の“崎”は立つ「崎」が正式表記
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