再び「死んでもいいの?」と脅してきた俊一を振り切って家を飛び出した穂波が向かったのは、かつて時松が連れて来てくれた森の中。すると、そこに時松がいた。
出会いからこれまでのことを「全部なかったことにできない」と涙ながらに言う穂波。優しくほほ笑む時松は、「ちゃんとしたかった。ちゃんと。まっさらな状態でいたかった。あなたに近づく前に、触れる前に、気持ちが抑えきれなくなる前に…」と胸の内を明かしながら、穂波を抱きしめて「好きです、出会ったときからずっと…」と告白した。
初めてキスをする2人。そんな2人を俊一とミホが別々に追いかけてきている状況だが、それに気付いていない2人は幸せそうな笑顔を浮かべていた。
互いに結婚している身だが、恋に落ちてしまうことにあらがえなかった。一生に一度だけ落ちる恋=初恋。「この恋を初恋と呼んでいいですか?」という穂波のナレーションで締めくくり、2人の未来に思いを馳せる余韻を残した最終回となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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