9月6日は妹の日...次世代を担うMCUの“3人の妹”ネビュラ、シュリ、エレーナを紹介

2024/09/06 08:00 配信

映画

冷徹な暗殺者から妹らしさあふれるキャラへと変化したネビュラ(C) 2024 Marvel「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ディズニープラスにて見放題独占配信中

アベンジャーズ」をはじめさまざまな作品を生み出してきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。9月6日は、漫画家・畑田国男氏の主導で妹にエールを送る日として制定された“妹の日”ということで、姉や兄と共に敵へ立ち向かい、戦いを重ねるごとに頼もしく成長していく、MCUに登場する3人の妹キャラクターを紹介する。

ガモーラの妹 “過激な暗殺者でありこじらせ女子”ネビュラ


サノス(ジョシュ・ブローリン)の養女であるネビュラ(カレン・ギラン)は、姉のガモーラ(ゾーイ・サルダナ)と共に殺人兵器として育てられ、その過程で体の大半を機械にされてしまう。それにより、彼女は感情ゼロの冷酷な暗殺者として生き続けてきた。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017年)では、サノスを裏切って“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”と行動するようになった姉を許せず、ガモーラに戦いを挑む。だが、とどめを刺すことができなかったネビュラは、長年秘めていた嫉妬心や愛憎入り混じった複雑な感情を打ち明け、腹を割って話したことでガモーラと和解する。

その後は、自らも“ガーディアンズ”の仲間になり、少しずつだが感情も芽生えるように。しかし、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018)でガモーラはサノスの野望の犠牲となってしまう。

復讐心と深い悲しみを抱えたネビュラは、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)でもアベンジャーズの一員として共闘し、サノスとの最終決戦にも大きく貢献。当初は妹らしさを微塵も感じられなかったが、次第にクールながら妹感あふれる顔をのぞかせるようになり、今や“愛おしがられるキャラクター”となった。

なお、ネビュラが活躍する「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、ディズニープラスにて配信中。

ブラックパンサーの妹 “兄の思いを受け継ぐ王女”シュリ


幼い頃から発明家・科学者としての才能を発揮し、さまざまな技術開発により祖国・ワカンダの発展に貢献してきたシュリ(レティーシャ・ライト)は、家族を愛し、兄のティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を頻繁にからかうほど明るく活発な妹感あふれる女性。

ティ・チャラのワカンダ国王就任の際は心から祝福し、戦闘の手助けや仲間の治療など、さまざまな面で兄を支えた。「エンドゲーム」では、兄やワカンダの仲間と共にアベンジャーズの一員としてサノスとの最終決戦に参加する。

だが、「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」(2022)では、愛する兄との別れを経験。悲しみから約1年が経っても立ち直れずにいたシュリは、ラボに籠もりながら研究に明け暮れる日々を送っていた。

そんなある日、ワカンダの民の安全を脅かす危機が迫り、シュリは兄から受け継いだ王女として、そしてブラックパンサーの妹として、自身の運命と向き合うことに。大いなる責任と向き合いながらブラックパンサーを継ぐことを決心し、見事ワカンダを救った。

なお、「ブラックパンサー」シリーズはディズニープラスにて配信中。