“ブラック・ウィドウ”ことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)と同じく、幼い頃からスパイ機関「レッドルーム」の暗殺者として育成されたエレーナ(フローレンス・ピュー)。シュリとは異なり、ナターシャとエレーナは血が繋がっておらず、過去の任務の一環で疑似家族を演じた偽の“姉妹”だ。
「ブラック・ウィドウ」(2021年)では、“姉”と数年ぶりの再会を果たすも、いきなり銃を向け合うなど、仲が良いとは言えない様子。しかし、ナターシャの“ヒーロー着地ポーズ”をからかってみたり、購入したベストを自慢したりと姉妹らしい絆も垣間見せた。
その後、姉妹で協力し家族を再集結させ、レッドルームを壊滅させる計画を始動。クライマックスでは、まるで本物の家族のように言葉を交わさずとも互いの役割を果たす華麗な連携プレーも見せ、壊滅計画を見事達成した。
その後、ナターシャは「エンドゲーム」での“衝撃の決断”により命を落としてしまう。姉の死をホークアイ(ジェレミー・レナー)の責任だと勘違いしたエレーナは、ドラマシリーズ「ホークアイ」で再登場。血が繋がっておらずとも姉のことを思い、心の奥底で慕い続ける、妹らしさ満載なキャラクターだ。
2025年劇場公開の「サンダーボルツ(原題)」では、メインキャラクターの一人として登場することが明らかになっており、今後の活躍にも期待が高まる。
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