<転スラ>ついに開国祭が開幕、演奏会や技術発表会の裏で問題勃発? 「秘書コンビやっぱり脳筋だったw」の声

2024/09/05 18:34 配信

アニメ レビュー

アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より(c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

文化交流に興味津々なルミナス


ルミナス・バレンタイン(CV:Lynn)に呼び出されたリムルは、ルミナスから国を跨いだ文化・技術交流の誘いを受け、リムルはこれを受け入れる。その報酬として、ルミナスはリムルに「信仰と恩寵の秘奥」を授けるのだった。その後、リムルはヒナタとユウキ(CV:花江夏樹)とともに食事をするなど、忙しく時間を過ごす。こうして、ようやく開国祭1日目が終わるかと思われた矢先、さらなる問題が勃発するのだった。

ルミナスから授かった「信仰と恩寵の秘奥」は神聖魔法の一種で、誰かを信仰する者が、信仰対象の持つ能力の一部を使えるようになるというもの。現時点ではその具体的な効果は不明だが、のちの大事な局面で真価を発揮してくれることになるのではないだろうか。またルミナスとの会話では、リムルが招いた来賓のなかに、不快な気配を纏う人物が2人いることも明らかとなった。これはおそらくユウキとマリアベル(CV:水瀬いのり)のことを指していると思われるが、そのことをリムル自身も分かっているというのはとても頼もしい。とくにユウキについては、リムルがどれほど警戒しているか分かっていなかっただけに、少し安心した一幕でもあった。とは言え、ルミナスから指摘されたその直後にはユウキと仲良く食事をしているのだから、リムルもなかなかの度量の持ち主と言えるだろう。

最後の締めはやっぱり会議!


「開国祭」1日目の最後に起こった問題は、商人に支払う現金が足りないというもの。テンペストには莫大な財宝や星金貨はあるものの、取引に使われる現金はあまり手持ちがない。これはテンペストの信頼を失墜させようと、何者かが意図的に画策しているようではあるものの、現状では打つ手なし。会議は八方ふさがりとなるも、リムルは気にしても仕方がないと開き直り、資金繰りに悩むミョルマイル(CV:青山穣)を夜の街に誘うのだった。

さまざまなイベントのあった「開国祭」1日目だが、やっぱり最後は会議シーンで締めくくられた。ここではディアブロ(CV:櫻井孝宏)とシオンの秘書コンビによる掛け合いが見どころ。珍しく鋭い指摘をしたシオンに対し、ディアブロが「あなたの発言は正しい」と認めるところまでは良かったが、そこからすぐに敵を皆殺しにすべきだという結論に突き進んでいくふたり。一時はシオンの鋭い指摘に感心していたリムルも、最後は「やっぱりシオンだこいつ」と呆れるなど、いつものコメディ芝居を見せてくれた。これにはSNSでも「秘書コンビやっぱり脳筋だったw」「お前らはまたすぐそうやってw」などの声が寄せられていた。また一方で、リムルも嬉々としてミョルマイルを夜の街に誘い、シュナから「ほどほどにしてくださいよ、リムル様」と強烈に釘を刺されるなど、こちらもいつものリムルなのだった。さて、次回第69話(第3期21話目)「武闘大会」は9月6日(金)放送予定。期待して待とう!

■文/岡本大介