<異世界スーサイド・スクワッド>「マジで超人プロレスだろこれ」全ヴィランそろい踏みの総力戦が勃発、スースクらしさ全開のショータイムに反響

2024/09/05 19:30 配信

アニメ レビュー

アニメ「異世界スーサイド・スクワッド」Episode9が放送Suicide Squad and all related characters and elements © & TM DC © 2024 Warner Bros. Japan LLC

ハーレイ・クインやデッドショットといったDCコミックスを代表するヴィラン(悪役)たちで構成される特殊部隊スーサイド・スクワッドが、剣と魔法の異世界で大暴れする「異世界スーサイド・スクワッド」(毎週金曜深夜0:30-1:00ほか、TOKYO MXほか/ABEMA・Prime Video・FOD・Huluほかで配信)。ワーナー ブラザース ジャパンが仕掛ける日本発の完全新作オリジナルアニメで、DCコミックスのキャラと異世界ファンタジーの魅力が味わえる異文化交流なミクスチャー作品。第9話では、女王の正体が判明し、総力戦へと突入したスースクの活躍が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

女王の正体は、変装したアンデッドの王


スーサイド・スクワッド(スースク)が去ったのち、王国内では異変が起こっていた。右大臣(CV:佐々健太)が、かつてシンカー(CV:大塚芳忠)がかぶっていたシンキングキャップを装備し、王国兵を洗脳して謀反を起こしたのだ。さらには女王のアルドラ(CV:能登麻美子)もすでに殺されており、現在の女王はアンデッドの王であるリッチ(CV:田村ゆかり)の変装だった。混乱する王城内で、右大臣たちに追い詰められたセシル(CV:福島潤)とフィオネ(CV:上田麗奈)だったが、ハーレイ・クイン(CV:永瀬アンナ)を真似たメイクで己の殻を破ったフィオネが、「我慢なんて、糞食らえよ!」と、ハーレイのバットで右大臣を殴り倒すのだった。

女王の姿に扮していたアンデッド・キングのリッチは本作オリジナルキャラクターで、王国と帝国の戦争を引き起こしていた張本人だということが明らかとなった。大勢の人が死ねば死ぬほどリッチの力は強まっていくため、戦争によって死者を増やすことこそが彼女の目的なのだろう。その実力のほどは明らかにはなっていないが、今後のスースクたちとの戦いが楽しみだ。また、ついにフィオネが覚醒したことにも注目。国や母親のことを思うがあまり、小さいころから自分の心を殺してきた彼女だけに、その反動は凄まじかった。ハーレイのバットをフルスイングして右大臣を殴ったばかりか、ピクリとも動かない倒れた相手に対して「バカ言ってんじゃないわよ!」と延々と殴り続けるなど、まさに溜まりに溜まったストレスが爆発。弱々しかった表情も一変し、まさに生まれ変わったかのようだ。これにはSNSでも「相当ストレス溜まってんだろうなぁ……」「セシルも若干引いてて草」などの声があがっていた。