プラモを家に持ち帰ったリコは「思いが残ったものだから作ってあげたいんだけど、私一人じゃ無理だから、みんなで一緒に作りたい」と、家族に伝えた。「今やることかしら?」と言われてしまうが、「今やるべきことだ」とやっさんがリコを後押しした。
やっさんが「プラモは無心になれる」と言うと、アオも「心地良くなれます」とプラモ作りの良さをアピール。2人とも手にはしっかりとプラモ作りの道具を持っている。2人の言葉に続けて、リコも「一つになれる」と力強く伝えた。
渋々ながらも「スッキリしたいし」「気分転換かな」「少しだけだぞ」と言って、リコの提案に乗ることにした。
「ご開帳!」したのはいいものの、これまで挑んできたプラモデルとはパーツの数も全然違っている。浩一郎は「これ、本当に作るのか」と少しビビり気味だったが、由里香に「嫌だったらお父さんは見てて」と言われて反論しようとするが、リコがその空気を察して、家族それぞれに役割を与えてプラモ作りをスタートさせた。
ギクシャクした空気の中、それぞれが作業を進めていくが、パーツの多さが半端ないので一人で探すには限界があり、離れたところにあるパーツを取ってあげたりして、徐々にチームプレー、協力プレーをするようになっていった。
作業しながら、それぞれが本音を吐き出すようになり、なぜ反対していたのか、なぜ賛成なのか、お互いの気持ちも理解できるようになっていったようだ。次第に笑顔も増えてきた。
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