ドヨン「NCTは僕の青春で欠かせないもの」ソロコンサートで歌のチカラ届ける

2024/09/21 12:00 配信

音楽

NCT・ドヨン写真:田中聖太郎写真事務所

韓国のボーイズグループNCTのメンバー・ドヨンによる初単独日本公演『2024 DOYOUNG CONCERT [ Dear Youth, ] in JAPAN』の東京公演初日が9月7日に開催された。本公演は、アジア9都市をめぐるドヨンによる初めての単独ツアーの日本編で、横浜、大阪、名古屋の3都市での公演を経て行われた。グループでも屈指の歌唱力を誇るドヨンが、その歌声でファンを魅了した本公演。合間のコメントもほとんど日本語で進行し、ファンと交流する姿も見せた。WEBザテレビジョンでは、本公演の詳細なレポートをお届けする。

開演前から一体感溢れる会場


東京体育館の一面がNCTのペンライトの光でネオングリーン色に染まる中、開演時間が迫ると「Little Light」の音源が流れ始める。会場を埋めたNCTzen(シズニ、NCTのファンネーム)は、曲に合わせて大きな掛け声で応じ一体感を見せ、公演への期待感を高めた。街の身近な風景をエモーショナルに切り取ったVCRが始まると、重層的なスクリーンによる演出とバンドの生演奏が幻想的な雰囲気を作りだす。

拍手と歓声の中、ビジューで飾られた白いデニムのセットアップに身を包み、ドヨンが登場。「Beggining」を透明感溢れる歌声で披露した。続いて「こんばんは!ドヨンです。心を込めてうたいます」との宣言通り、星のようなライトが照らす会場で「Like A Star」を歌い上げた。「Lost in California」では手拍子に合わせてその声量で圧倒し、アップテンポな「Maniac」でさらに観客のボルテージを上げる。

NCT・ドヨン写真:田中聖太郎写真事務所

日本語に意欲を見せたMC


MCではまず「こんばんは!ドヨンです!歌をうたうドヨンです!」と挨拶し、歌への情熱をのぞかせた。今日の東京公演に参加した会場のファンを歓迎しながら「6月から日本でも3カ所で公演してきましたが、時間(がたつの)が本当に早いです。この3か月間が良い記憶として残っています」とこれまでの公演も感慨深く振り返り。

最近覚えた日本語として「お変わりありませんか?」を披露して「この前(の公演での)僕の日本語は子どもみたいな感じでしたが、これからは大人の日本語を話せるように頑張ります!応援してください!」と意欲を見せた。有言実行で[ Dear Youth, ]というツアー名についても「僕の青春でみんなの青春を応援する」と日本語で説明。なお、MCはそのほとんど全てを日本語で進行。わずかに韓国語が出た場面でも通訳さんの言葉をすぐに繰り返していたドヨン。「今日の東京のためだけに準備したものがたくさんあるので、期待してください!」と観客を沸かせ、次の曲へ移った。

NCT・ドヨン写真:田中聖太郎写真事務所

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