真田広之主演のドラマ「SHOGUN 将軍」が、製作・技術に携わった人々に贈られる「クリエイティブ・アーツ・エミー賞(Creative Arts Emmy Awards)」を史上最多の14部門で受賞したことが発表された。
本作は、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」の「スター」にて配信中のドラマシリーズ。
戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説を原作に、第一線で活躍するハリウッドの製作陣によって制作された。徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将“虎永”、その家臣となった英国人航海士“按針”、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン“鞠子”らが日本では描ききれない壮大な戦国スペクタクルを繰り広げる。
先日発表された、米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞「第76回エミー賞(R)」ノミネートでは、ドラマシリーズ部門にて作品賞、主演男優賞(真田)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信、平岳大)など、主要部門を含む最多26ノミネートを記録。歴史的快挙となる史上最多11名の日本人が名を連ねた。
キャスティング賞では川村恵、スタント・パフォーマンス賞では帯金伸行と南博男、音響賞では赤工隆、衣装デザイン賞では田中謙一、音響編集賞では山内あや子、編集賞では三宅愛架が受賞した。
現地時間9月15日(日)に開催される「第76回エミー賞(R)」授賞式では、主要部門である作品賞、主演男優賞、主演女優賞などが発表される。
1980年にドラマ化された「将軍 SHOGUN」では、主演の三船敏郎も真田と同じ賞にノミネートされていたが、惜しくも受賞とはならなかった。そのため本作で製作総指揮を務め、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を重厚に演じた真田が、悲願の受賞を果たすかどうかに注目が集まっている。
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