いきものがかり×SUPER BEAVER「三ツ矢140th SPECIAL LIVE」で念願の対バン実現 熱いパフォーマンスで会場を盛り上げる<ライブレポート>

2024/09/14 08:00 配信

音楽 芸能一般 会見

「〜一緒なら、もっと楽しい!〜三ツ矢 140th SPECIAL LIVE」よりPhoto:神谷渚

9月11日(水)に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で「~一緒なら、もっと楽しい!~三ツ矢140th SPECIAL LIVE」が開催され、いきものがかりSUPER BEAVERが出演した。WEBザテレビジョンではイベントの模様をリポートする。

いきものがかり×SUPER BEAVERの対バンが実現


同イベントは、アサヒ飲料株式会社の「三ツ矢」ブランドが、2024年に生誕140周年を迎えた記念を盛り上げるべく開催されたライブ。「三ツ矢」ブランドのテーマソングを手掛けるいきものがかりが、SUPERBEAVERに出演をオファーしたことで対バンが実現。さらに、当日は広告キャラクターを務める横浜流星のコメント映像も放映された。

会場では、キャンペーンの抽選で当選したファンが参加し、また、イベントの模様はオンラインで生配信され、27万超えの総視聴数となり、Xでは『#三ツ矢140周年』というハッシュタグがトレンド1位を獲得する盛り上がりとなった。

渋谷龍太「意志を持った140周年おめでとうございます」


ライブのトップを飾ったのはSUPER BEAVER。会場が暗転すると、彼らの定番SEがかかり、会場には拍手が鳴り響く。そして、柳沢亮太(Gt)、上杉研太(Ba)、藤原“36才”広明(Dr)が登場し、最後に、渋谷龍太(Vo)がステージに姿を現すと、大きな歓声が上がった。

「三ツ矢サイダー、140周年おめでとうございます。そして、いきものがかり、呼んでくれてありがとうございます。来てくださったあなた、ありがとうございます。トップバッターバッチっとやらせていいただきます」という感謝の気持ちと意気込みを渋谷が口にし、ライブがスタート。

1曲目に、映画「東京リベンジャーズ」(2021年公開)の主題歌に起用された『名前を呼ぶよ』を披露し会場を一気に熱くさせると、続けて、渋谷が「愛すべきあなたのお手を拝借!」と投げかけ『美しい日』が。<誰かにとって~>と渋谷の力強い歌声を合図に、手拍子が鳴り、メンバー4人と観客の歌声が響き、会場はさらなる一体感を見せる。

MCでは「改めまして、我々がレペゼン・ジャパニーズ・ポップ・ミュージック、フロム・トーキョー、ジャパン!ライブハウスから来ましたSUPER BEAVERです!宜しくお願いします」とあいさつをし、さらに、「“一緒なら、もっと楽しい”めちゃくちゃ共感できます。でも、我々は一緒じゃなきゃ楽しくないです。最高の一日を一緒に作りましょう」と伝え、同イベント出演をオファーした先輩・いきものがかりに向け「おそらく20年以上の付き合いで、お世話をしてもらってる敬愛する先輩に心を込めて…」と、2024年2月に発売された、いきものがかりのトリビュートアルバム「いきものがかりmeets」でSUPER BEAVERが担当した『コイスルオトメ』をパフォーマンス。同イベントだからこそといえる楽曲披露に観客から大きな拍手が。

そして、「ライブハウス準備はいいですか?どんどんやりましょう!」と煽り、柳沢の印象的なギター音とコーラスを合図に『ひたむき』が始まると、楽しそうなメンバーの表情や、手をあげて気持ちを伝えようとする観客の姿で会場は一気に熱を帯び、続けて、披露された『切望』では<僕は笑顔の 渦を作りたい 巻き込んで笑いたい><巻き込まれて笑いたい>と、観客とコール&レスポンスする姿が、まさに<気持ちの往来>を体現していた。

5曲が終わり、渋谷が「改めて、140周年おめでとうございます。140年続けるのは意外とできます。ただ、難しいのが、140年意志を持って続けるということ。意志を持って続けた140周年にはこれほどの重みがあるのかと、今日ここに立って実感しています。だからこそ、140周年おめでとうございますではなく、意志を持った140周年おめでとうございます」と話すと、会場からは拍手が。そして、「ラスト2曲です。思いっきりやりませんか?いきものがかり先輩にバトンを渡すのはまだ悔しいけど、あと2曲、全力でやりましょう!今日来てるあなたに、配信を見てくれてるあなたに、どうしても言わなきゃいけないことがある。しっかりと受け止めてくださいね」<愛してる~>と『アイラヴユー』を披露。楽曲の途中では、渋谷が上手に移動すると、柳沢と上杉がセンターに集まり、目を合わせて楽しそうにギターとベースを弾き、さらに、観客を煽る場面が。そんなステージをドラムを叩きながら、楽しそうに見る藤原の姿も印象的だった。

SUPER BEAVERから最大の“アイラヴユー”を受け取った会場は、どんどん熱さと愛に包まれ、「残すところあと1曲。あなたがいたからこそ成り立っているという自覚をもって、この場所にいてくれてると思うから全力で音楽やれています。この先もあなたと音楽したいなと思える素敵な40分を過ごすことができました。音楽しましょう!」と渋谷が伝え、最後の楽曲『小さな革命』を演奏。<小さな革命を 胸の内を明かす勇気>とサビに入ると、赤い照明から白い照明へ変わり、メンバーと観客が最後に全力で音楽をし、“当事者”でいる様子が伝わった。歌詞が終わり、柳沢、上杉、藤原の楽器の音が鳴り響く中で、渋谷が「ありがとうございました!最高に楽しかったです。改めて、140周年おめでとうございます。いきものがかりも誘ってくれてありがとうございます。最後まで楽しんで帰ってね!お世話になりました」と笑顔を見せ、ライブを締めくくった。