いきものがかり×SUPER BEAVER「三ツ矢140th SPECIAL LIVE」で念願の対バン実現 熱いパフォーマンスで会場を盛り上げる<ライブレポート>

2024/09/14 08:00 配信

音楽 芸能一般 会見

水野良樹「“一緒なら、もっと楽しい”ということで最後まで楽しんでください」


SUPER BEAVERからバトンを受け取り、満を持していきものがかりが登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が上がる。そして、「SUPER BEAVER、熱すぎない?正直なこと言うと、今すごいハードルあがった…(笑)。でも、今日はSUPER BEAVERのファンもいきものがかりのファンも、配信見ている方も、初めての方もいると思います。“一緒なら、もっと楽しい”ということで最後まで楽しんでください。そして、今日は、SUPER BEAVERが素晴らしいライブをしてくれたから、感謝を込めて、ストレートにJ-POPをお送りしたいと思います」という水野良樹のあいさつからライブがスタート。

1曲目の『ありがとう』のイントロが鳴ると、会場からはさらなる歓声が。吉岡聖恵の力強くも優しい歌声が披露されると、会場は一気に優しい空気に。しかし、曲が終わると、アップテンポなドラムの音が響き、吉岡が「今日ここに集まったみなさん、“一緒なら、もっと楽しい”ここから盛り上がってくれるかな?」と会場全体を煽ると、『気まぐれロマンティック』が。<ダーリン ダーリン 心の扉を壊してよ>とのサビに突入すると、今までの優しい空気が一転し、ジャンプをしたり、曲の振りを踊ったりする観客の姿で明るくも熱い空気に。そんな様子を見て、水野と吉岡が笑顔も見せた。

「みなさん、改めまして、こんばんは。初めまして。いきものがかりです!めっちゃ元気だね!今日は、三ツ矢140th SPECIAL LIVE、呼んでくれてありがとうございます、来てくれてありがとうございます」と吉岡が笑顔で話し、さらに、水野が「(SUPER BEAVERの)渋谷さんのさ、三ツ矢140周年に対する熱さすごくない?いや、うちらがCMソングやってるのよ、その熱さに負けちゃいけないなと思って。改めて、三ツ矢140周年おめでとうございます!」とお祝いの言葉を口に。

続けて、「ここから、盛り上がりの曲を集めました。次の曲は三ツ矢に合うと思うんだよな、てか、CMで流れてると思うんだよな。青い感じで行けますか?4曲ついてこれますか?いきましょう!」と水野が呼びかけると、「三ツ矢」ブランドのテーマソング『青のなかで』を披露。続けて、『キミがいる』『ブルーバード』を吉岡が力強い歌声でパフォーマンス。5曲目となる、『じょいふる』では、吉岡が「みんなタオル振って!本気を見せて!」と叫ぶと、会場ではさまざまなタオルが回り、また、吉岡が観客から借りたタオルを持ち、ステージを楽しそうに歌いながら駆け回る場面も。そして、大サビ前では、「羽田、まだまだいけますか?じょいふるのサビ、一緒に歌える?カモン!」という吉岡の声を合図に、<JOYと JOYと JOYと YOUきなベイベー JOYと JOYと JOYと HAPPYなSayイェー>と観客が歌いながら楽しそうにタオルを回す光景は圧巻で、今日一番の盛り上がりを見せた。

「みなさん、熱くて温かくて最高です!ありがとうございます」吉岡が話し、水野が「SUPER BEAVERとの対バンは僕らにとっても非常に念願で、今回そういう機会を三ツ矢140th SPECIAL LIVEでいただけたことをうれしく思ってます。素敵な時間を共有してくれてありがとうございます。僕らの“meets”というアルバムに、SUPER BEAVERが『コイスルオトメ』で参加して、レコーディングしてもらいました。今日は、その曲を届けてくれたので、僕らもなにかの形で曲に残したいなと思まして、これから『コイスルオトメ』をやりますが、今日だけの特別バージョンでやります。SUPER BEAVERのぬくもりと僕らのぬくもりがうまいところで結び付けばいいなと思って、作ったバージョンです。最後に聞いてください」と伝え、バンドサウンドが鳴ると、観客からはどんなアレンジになっているのか期待をするワクワクと少しの緊張感が伝わってきた。そして、<人は騙す 人は隠す 人はそれでも それでも笑える 人は逃げる 人は責める 人はそれでも それでも笑える>と吉岡が、SUPER BEAVERの楽曲『人として』の冒頭を歌い始めると、会場からは驚きの歓声があがり、今回だけの特別バージョンとして『人として×コイスルオトメ※マッシュアップver.』を最後に披露し、いきものがかりのステージが終幕した。

「三ツ矢、140周年おめでとう!」吉岡聖恵の掛け声でイベントが終了


二組のステージが終了し、イベントの終わりが近づく。最後に、いきものがかりがステージに登場。吉岡は、「おばあちゃんが本当に三ツ矢サイダー好きで。90代で、現役で飲んでます!」とエピソードも披露し、水野は「CMソングをやらせていただいて、いろんな世代の方から“三ツ矢、やってるよね?“と声をかけていただくので、どの世代の人も三ツ矢サイダーは知っているんだなと思いました」と気持ちを語った。

そして、吉岡に「げきあつのSUPER BEAVER~!」と呼び込まれ、SUPER BEAVERがステージに。渋谷は「自分たちが大変だった時期に相談に乗ってもらっていたのもありますが、普通にいきものがかりのライブを見られて楽しかったです」と笑顔でコメント。

最後に、「三ツ矢、140周年おめでとう!」という吉岡の掛け声に続き、会場から「おめでとう!」と声があがると、水野と藤原が持つ筒と会場に設置された特効から赤と緑のテープが発射され、イベントが終了した。

このイベントの模様は後日、アサヒ飲料公式YouTubeチャンネルでアーカイブを公開予定となっている。