2024/09/12 07:00 配信
2軒目は、ルシヨンという村にある、赤土の壁が特徴的な物件。ルシヨンは人口約1300人、19世紀末に「オークル」と呼ばれる赤土で繁栄した村で、「フランスの最も美しい村」の一つに数えられている。
今回紹介する物件は、敷地面積418平米、延べ床面積220平米のアンティークハウス。18世紀に建てられ、元々は2棟だったものの、リフォームを繰り返すことでつながり、現在は一つの物件になっているとのこと。
中へ入ると、白を基調とした温かみのあるダイニングキッチンがお出迎え。建てられた18世紀から残る木の梁や石造りの壁など、自然素材が多く使われており、気に入った家具は買取交渉も可能。
そして、中でもイチオシなのは、南フランスの自然を堪能できるテラス。なんとこの物件、テラスが6つもあり、それぞれから絶景を楽しむことができるという。船越も、美しいルシヨンの街並みにご満悦の様子。
続いては、プロヴァンス在住の日本人女性が登場。キッチンカーでの日本食のお弁当販売や、夫婦でのピクニックなど、その生活に密着する。
最後は、トゥーロンにある、白とオレンジが美しい一軒家。築70年で、中世に貴族などが住んだ高級住宅、パスティード様式をイメージして建てられた邸宅。城と豪邸の中間のような建物といわれており、敷地面積2060平米、延べ床面積298平米を誇る。
さらにこの物件、海を見下ろす崖の上に建っており、地中海の絶景を独り占めできるという。崖といえば、船越。この崖で巻き起こる「遺産相続をめぐるドラマ」を思い浮かべ、興味津々の様子。
ちなみに、この家を建てたのは海軍の将校。港に入る船を眺められるこの高台が有力者の居住エリアになっているとのこと。中へ入ると天井が高い開放的なリビングや大きなアーチ型のドア、そのドアの先にはオーシャンビューが広がり、さながら絵画のような景色。
他にも、南フランスの太陽を存分に楽しめるテラスや、多数の寝室など、大邸宅と呼ぶにふさわしい物件の、値段にも注目だ。
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