飯島直子、速水もこみちは「ものすごく“お豆腐”みたいな感じ」180度異なる2人の“もこみち像”<飯島直子の今夜一杯いっちゃう?>

2024/09/15 12:00 配信

バラエティー レビュー

飯島直子「ものすごく弟みたいな感じ」速水もこみちと再会(C)BSFUJI

4月よりレギュラー番組となった「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(毎週木曜夜10:00~、BSフジ)が、9月12日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛されるお店を飲み歩き、お店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は代々木上原で飲み歩きつつ、“弟みたい”だという俳優の速水もこみちとともにまったりと飲んでいく。

代々木上原での飲み歩き、早い時間でも常連客と仲良く


今回の舞台は東京都渋谷区代々木上原。高低差や坂道が多い場所で、おいしいお店が集まるグルメスポットでもある。代々木村から見て高台にある草原という名前が元となって代々木上原と呼ばれているそうで、現在はその高台部分は都内有数の高級住宅街だ。

飯島がやってきた1軒目は瓦の装飾などがされている「酒処小林」。店内には立派な花々が並んでいる素敵な空間だが、以前は「長寿庵」というお蕎麦屋さんだったそう。その頃の看板もまだ残っているらしく、レトロな外観が落ち着いた雰囲気を出している。

穏やかな雰囲気の静かな店内にはメニューがない。実はレトロな店構えとは裏腹に、席に置かれているQRコードを読み取ってスマートフォンで注文する"今どき"スタイルだ。「みんな携帯を持っているってテイですよね…」と不慣れなQRコードに手こずりつつ、隣の席に座っていた女性客へ気さくに話しかけていく。

そんな交流のおかげで、品切れと表示されている角煮が実はまだ食べられるという情報をキャッチした飯島。さっそく角煮を注文しつつ、1杯目の飲み物は「札幌ラガー」をチョイスした。

いつものエア乾杯のあとにひと口呑むと、「キンキン!」とこの季節に嬉しい冷えた酒の味わいにうなる。喜びもつかの間、「なんかさあ」と少し神妙な顔つきで話始める飯島。「昨日さあ、今一(「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」)見たワケよ。YOUさんの回だったんだけどね。あれさあ…なんかさあ…すっごい気になったのがね、私の二の腕。二の腕がさあ、すっごい太くて、ぶるんぶるんしててさ(笑)」とこぼすと、カメラはすかさず飯島の二の腕をドアップで映し出す。しかしその対策なのか、今日は二の腕が見えづらい服装をチョイスしてきたという。

その後も「自家製味玉のポテサラ」、「愛媛 鯛一郎くん(真鯛)」をいただいてご満悦の飯島。先程話しかけていた隣の席から「だし巻き卵」もおすそ分けしてもらい、拍手するほど喜ぶのだった。時間が過ぎて増えはじめる他のお客さんとも仲良く話しながら、飯島は1軒目を後にするのだった。

ゲスト・速水と思い出話に花を咲かせながら、現在の話にも広げる飯島


2軒目にやってきたのはビルの1階に入っているバー、「ビババンコ」。イタリア語でカウンターを意味する「バンコ」を店名に入れているお洒落なお店だ。店舗の中心にキッチンがあり、客が使うテーブルごとの距離が近くなっている。

飯島いわく、同店は「代々木上原らしいお店の形」なのだそう。打ちっぱなしのコンクリートと一部だけ板張りになった天井など、シックな雰囲気が飯島の感性を刺激したのかもしれない。

1品目にスパークリングの白ワインを注文し、運ばれてきたのは「マソット・エクストラドライ」。2軒目1杯目の乾杯をしつつ、ワインを味わっていく。

スタッフから今日のゲストについて聞かれると、「イケメンの代名詞」と答える飯島。見た目は格好良いしそんな風に見えないのだけれど、シャイで好青年なのだという。やがて店内を少しざわつかせつつテーブルに歩いてきたのは、速水もこみちだ。

渋谷区出身で俳優業を務める速水。久しぶりと語り合いながらワインとビールで乾杯すると、店員から聞いたオススメを速水にも共有していく。軽くつまんで…という速水に男の子なんだからと言って食べさせつつ、飯島が率先してオススメのなかからメニューを選ぶ。

注文を終えると、ゆったりとサシ飲みがスタート。20代の頃とは違う「大人になったもこちゃん」にはしゃぎつつ、性格の良さは変わってないと嬉しそうに飯島は語る。しかし「みんなさあ、“速水もこみち”っていう人を…なにか勘違いしているところがあると思う…思うでしょ?」という質問が飯島から飛ぶと、やはりデビュー当時は「知っていただけたのはすごい嬉しいんですけど、そこに気持ちがついていけなかったりとか…」という悩みがあったとこぼす速水。経験が少ないうちからブレイクしてしまったことで、「一生懸命、できなくてもとにかく現場を見て…という感じでした」と過去を振り返った。

一方で料理好きは子どもの頃からで、料理をするのが息抜きであったそう。またトークは苦手という認識だったらしく、そういう意味では料理人として話題になったのは幸運だったのかもしれない。しかし飯島としては、先輩に一生懸命ついていこうとする速水をいじらしく思っていたと語る。

それでも格好つけて尖ってしまう瞬間はあったと語る速水に、「本当!?」「丸い子だなっていう…」と記憶との違いに驚く飯島。「ものすごく“お豆腐”みたいな感じだった」と独特な表現で当時の印象を言い表すと、速水も思わず「ほどよい弾力があって?(笑)」とやわらかい笑顔を浮かべていた。