FRUITS ZIPPER「アイドルの理想を追うのではなく、自分たちの人間性を磨いていきたい 」、大躍進支える思い明かす

2024/09/12 19:00 配信

音楽 アイドル インタビュー

この夏の振り返り下半期の活動について語ってくれたFRUITS ZIPPER※ザテレビジョン撮影

KAWAIILAB発のアイドルグループ・FRUIT ZIPPERが、8月31日に開催された「DMMオンクレ」初の単独大型イベント「DMMオンクレフェス 2024 〜オンラインを超えて夏の課外活動!〜」に出演(※早瀬ノエルは欠席)。同イベントには後輩グループのCANDY TUNE、SWEET STEADYも出演し、それぞれがスペシャルライブステージでイベントを大いに盛り上げた。ライブ直後のFRUITS ZIPPERがインタビューに応じ、人気急上昇についての思いや、この夏の振り返り下半期の活動について語ってくれた。

勢いが止まらないFRUITS ZIPPER、次に目指すはアリーナ公演・アリーナツアー

※提供写真


――夏本番の最後の8月31日のライブとなりました。今日の「DMMオンクレフェス」ライブは振り返っていかがでしたか?

仲川瑠夏:今日は いつもよりもファンの皆さんと距離が近くて、1人1人の顔がよく見られたライブでした。久しぶりに 後ろの方まで見えたりしたので、みんなの顔が見れて嬉しかったです!

――そうですね、今やFRUITS ZIPPERの皆さんは後ろの人が見えないくらいの規模になっていますからね。昨年末のレコード大賞最優秀新人賞、冠番組「マユリカとおねだりフルーツジッパー」(TBS系)がスタートし、超満員の武道館2Daysライブ、この夏は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」にも出演し、…。皆さん次はどこを目指していくのでしょうか。

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真中まな:武道館公演の日に、アリーナ公演やアリーナツアーをやりたいってファンの方にもお伝えしていました。いつまでに…という話はまだしていないですが、いつかは東京ドームのライブを実現したいですね。

――本当この夏皆さんたくさんフェスにも出演されていましたね。どんな夏でしたか。

仲川瑠夏:すごかった!楽しかった。

鎮西寿々歌:初出場・初出演のフェスばっかりだったんですけれど、本当にそれぞれ色が違うんですね。お客さんの反応、客層、ノリ方とかフェス一つ一つで全然違いました。めまぐるしくいろいろな地方のフェスにも出演させていただいたんですけど、全部「この時はこうだったな」って覚えています。

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――特に印象に残ってるライブは?

仲川瑠夏:「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」と、「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2024」は特に思い出に残っています。

アイドルの理想を追うのではなく、自分たちの人間性を磨いていきたい

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――今、また王道のカワイイ系アイドルの人気が高まっていると思います。それはFRUITS ZIPPERの影響もあると思うんですけど、みなさんが共通で思い描くアイドルの理想の姿というものはあるのでしょうか?

真中まな:私たちが掲げてるのが「NEW KAWAII」という言葉です。自分たちの人間性を磨いていくこと自体が理想といいますか…理想のアイドル像に自分を近づけていくっていうよりも、自分たちがアイドルをやって高みを目指していきたいという思いでやっています。

――アイドルの形にとらわれずにやっていく、ということですね。

真中まな:みんなそれぞれ憧れてる人はもちろんいるんですけれど、グループとして「こういうアイドルになろうね」っていうより、個人の魅力をのびのび伸ばして「NEW KAWAII」になっていきたいです。

――武道館公演にたどり着くスピードも驚異的でしたが、皆さんはFRUITS ZIPPERのどういうところが世の中の人に受け入れられてると感じていますか?

月足天音:曲もダンスもキャッチーなこともあると思うんですけど、私も元々アイドルのファンをやっていた時期があって、私がFRUITS ZIPPERじゃない世界線でFRUITS ZIPPERを見たとしてもきっと好きになると思っています。見ていてすごく元気をもらえるスーパーポジティブな存在なのかなって思っていて、ファンの方たちを元気にするお手伝いができているからかなのかな…?

仲川瑠夏:人間味があることもあるんじゃないかな。私たちは「アイドルだからこう見せなきゃいけない」っていうガッチリしたルールがあまりないので、みんなのびのびと自分らしさを発信してると思います。アイドルに憧れるっていうより、「あ、私もそういう部分あるわ~」みたいに、みんな一緒なんだなって思ってもらえる存在なのかもしれません。

――KAWAII LAB.から今年はSWEET STEADYがデビューし、夏には新グループCUTIE STREETもお披露目されました。後輩グループにどういう姿を見せていきたいですか。

松本かれん:「先輩!」みたいなのはちょっと難しいから、いっぱいうちらを見て、楽しそうって思ってもらいたいです!

真中まな:今私たちはすごく幸せな日々を今も送らせてもらってるんですけど、そういう”ポジティブでハッピーな感じ”が私たちだと思います。後輩ちゃんたちが見て、「なんだかFRUITS ZIPPERさんっていつも楽しそうだな」「ああいう風に私たちも毎日楽しそうに過ごしたい」って思ってもらえるようなアイドルになれたらいいなと思います。

松本かれん:そう!

月足天音:めっちゃ通訳。すごくない!?(笑)

松本かれん:そう、だからこれからもみんなで楽しく頑張りたいっていう気持ちがいっぱいです!!

――9月に入り2024年の後半に突入してますが、今後のFRUITS ZIPPERの活動について教えてください。

櫻井優衣:はじめてのホールツアーをやるんですが、チケットがすぐに売り切れてありがたいことに追加公演も決まりました。こうやっていろいろなところを回らせてもらえることに感謝して、1公演ずつ皆さんに幸せを届けたいです。セカンドシングル『NEW KAWAII/フルーツバスケット』のリリースが9月18日(水)にあるので、もっとたくさんの人に知って聞いてもらって、今年の年末は紅白歌合戦やレコード大賞も出演したいですね。

仲川瑠夏:日本武道館公演のBlu-ray・DVDも同時発売します!

真中まな:レコード大賞は昨年最優秀新人賞をいただいたんですけど、次は新人じゃなくて賞を取れるように日々大切に生きていきたいなと思ってます。