コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、足立原ひかりさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「ヤンキーに恋と育児はムズすぎる」だ。9月13日時点で2.9万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今作は、Sho-Comiで掲載されていた作品。今回は原作担当の足立原ひかりさんと作画担当の小野ゆりえさんに制作の背景を伺った。
16歳・男子高校生の青木夏音は不良少年。
ある日、兄が事故で亡くなったという知らせが入る。兄はシングルファーザーで小鳥という3歳の一人娘がいた。
夏音の家で、夏音の母親と小鳥と3人で暮らすことになった。母親に保育園の送迎など「あんたが父親のように接してあげてよ」と頼まれる夏音は「なんで俺が」と乗り気ではなかったものの、昼間に明るく振舞っていた小鳥が夜中に「パパ!」と泣いている姿を見て考えが変わる。
夏音と小鳥の気持ちが通じ合い、夏音は小鳥の“父親役”をすることを決意したのだ。
本作は、そんな無邪気な小鳥と振り回されながらも父親役をこなす夏音を中心として描かれるハートフルコメディ漫画である。
実際に漫画を読んだ人達からは「尊死…」「時間を気にせず最終話まで読んでた」「まじで神作」「一気読みしてしまった」「神マンガに出会ってしまった…」「危うく涙腺崩壊しかけた」と、いった声があがっている。
今回は、作者の足立原ひかりさんと小野ゆりえさんに『ヤンキーに恋と育児はムズすぎる』の制作について話を伺った。
――ヤンキーに恋と育児はムズすぎる」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
前に 1 度子供が主軸の連載をしていたのですがあまり続かずに終わってしまい、子供の話は好きだったので、またいつか描きたいと思っていたところ Sho-Comi さんでチャンスをいただけました。
――「ヤンキーに恋と育児はムズすぎる」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」
というポイントはありますか?
こだわったところは子供ならではの言動と親の気持ちの部分ですかね。その二つを特に大事にしていて小鳥の表情を読者の方にもほっこりしてもらえるよう描きました。
見てほしいところは最初は親代わりを面倒だと思っていた夏音が小鳥と過ごすうちに親としての自覚を持っていく所です!また、小さいコマでも小鳥が何かしらしているので、見つけてもらえたら嬉しいです。
――今作で特にお気に入りのシーンやセリフなどがあれば理由と共にお教えください。
小鳥の母親を探しにいったシーンです。母親が見つかったら自分から離れてしまうと思った夏音が小鳥を抱きしめるところが父親としての自覚や愛情がよりハッキリしたシーンなので気に入ってます。
――今作は SNS でも多くの反響がありましたが、読者からのコメントで特に印象が残ってい
るものはありますか?
小鳥が可愛いという言葉や泣けた!感動した!いう言葉は特に嬉しかったです。
――今後の展望や目標をお教えください。
雑誌の表紙を飾ることと単行本を出して沢山の人に読んでもらえる事が目標です!
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
ヤンキーに恋と育児はムズすぎるは完結している作品でしたが沢山の方に見ていただく機
会に恵まれてとても感謝しています。
今は『白馬は黒王子の夢をみる』というお話を Sho-Comi さんで連載中ですのでそちらも見
ていただけたら嬉しいです!小さい子供も少し出てきます(笑)
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