出川哲朗、14年ぶりの落とし穴ドッキリに「だからロンハーってのはクソ番組なんだよ!」

2017/09/16 13:28 配信

バラエティー

14年ぶりの落とし穴ドッキリにやっぱりかかってしまった出川哲朗

9月15日の「金曜ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)では、「日本ドッキリスター大賞2017」を決定する2時間スペシャルが放送され、ノブ(千鳥)、出川哲朗小宮浩信(三四郎)がエントリー。出川に至っては2003年のロシア以来、14年ぶりの落とし穴ドッキリとなった。

中でも、出川に仕掛けられた「出川が淳に敵討ちのはずが 大ドンデン返しドッキリ」は巧妙かつ大掛かりなもので、過去11回に渡り騙され続けてきた出川にとっては、淳にドッキリを仕掛けられる願っても無い大チャンス。だがそれは、巧妙に仕組まれた逆ドッキリという罠だった。

まずは、淳へのドッキリを加地ゼネラルプロデューサーが出川に伝えると「やったぁ」とガッツポーズをとり、「淳はなかなか手強いから、難しいんだよね」と尻込んでいた加地の言葉を逆手に取り「俺の方が手強いから!」とアピール。さらに、淳にドッキリを仕掛けるなら一つだけ条件があるとし「俺が頭脳!」と、自身が中心となって進めることを宣言。加地が「ロシアのことも考えると、(落とし)穴は一回やっていた方がいいですね」と伝えると、出川は「落として俺が上から見たいです。心の底から笑ってやりたい」と積年の恨みを語り、淳へのウソドッキリ企画がスタート。

色んなドッキリを淳に仕掛け、別室のモニターでほくそ笑む出川だったが、このドッキリは淳が自分に仕掛けたもので全てが演技。出川はこのドッキリ用に録画した映像を見て喜び、その出川のリアルタイムの様子を別室で淳がモニタリングするという、実に手が込んだものだった。

いよいよクライマックスとなり、淳が落とし穴に落ちる録画シーンが流れると、出川は満面の笑みで大喜び。「笑うというよりある意味感動だな」とコメント。落ちた淳を出川が確認しに向かうが、あらかじめ落ちたように見せかけた穴の手前には出川用の落とし穴が用意されており、出川はその穴の存在知らないまま落ちるハメに。何がおきたか分からない出川は「え?どういうこと?俺が間違えたの?やられたの?どっち?」と状況が把握できない様子で、ひと言「ごめんなさい」と何かに謝罪。

淳が登場し「見事な落ちっぷりでしたね」と声をかけると、出川は「ちょっと待って、色々分からない」と困惑。淳が「落ちた淳がここにいます」と言うと、「すげーな、そりゃわかんねーよ、録画ってこと?」とトリックを一発で見破る感の良さを見せた。タネ明かしが終わると出川は「なんだよ!だからロンハーってのはクソ番組なんだよ!」と心から叫ぶが、淳から「ロンドンハーツの全力ぶつけて見ました。今回のドッキリいかがですか?☆いくつですか?」と感想を求められると、悔しがりながらも「あ〜星みっつ!」と嬉しそうに答え、ドッキリは終了。

そして最後は、日本ドッキリスター大賞の発表。これは一同文句なしで出川が受賞。その瞬間クリーム砲が出川を襲うも、最後の最後までドッキリのレジェンド芸人として振る舞い、見事にその役目を果たした。

佐藤義徳