「エイリアン」シリーズの最新作となる映画「エイリアン:ロムルス」が、9月6日より全国の劇場にて公開中。週末映画ランキングで洋画ナンバーワンの大ヒットを記録した本作の、制作の裏側を捉えた特別メイキング映像が公開された。
本作は、SFホラー映画の金字塔である「エイリアン」(1979年)の“その後の物語”を描いたシリーズ最新作。鬼才フェデ・アルバレス監督と、“エイリアンの創造主”リドリー・スコットの製作によって映画化された。
物語の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて宇宙ステーション“ロムルス”へと足を踏み入れる。だが、そこで彼らを待っていたのは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”だった。
日本に先駆けて公開されたアメリカでは、全米オープニング興行収入4150万ドル(約61億円)を記録し、全米初登場1位スタート。さらに中国やイギリス、スペイン、韓国など世界中の国と地域でも1位を獲得。日本でも9月6日~9月8日の初週3日間の興行収入が3億1898万1300円、19万2905人を動員し、週末映画ランキングで洋画ナンバーワンを記録した。
この度、「エイリアン」シリーズの目玉ともいえるクリーチャーの数々や、舞台となる宇宙船内の緻密なセットでの撮影風景を収めたメーキング映像が解禁された。
製作のリドリー、フェデ監督の元に集まったのは、「エイリアン2」(1986年)の頃から、エイリアンの造形のデザインに携わってきたレジェンド・スタッフたち。彼らは、エイリアンを描く際に、最新技術を用いたオールCGではなく、あえてアニマトロニクスというロボット技術を使い、その生々しい動きを表現。今にも動き出しそうな肌の質感や、不気味なテカリなど、細かなところまで手を加えている。
“エイリアン”愛がとことん注ぎ込まれた巨大なセットは、「エイリアン」1作目のその後の物語、という時代設定も反映されたデザインが施されている。本作企画が動き始めた初期段階から、実際のセットを作っての撮影にこだわっていたというフェデ監督。その結果作り上げられた宇宙ステーションのセットは、その規模もすさまじいものだったという。
プロダクション・デザインを務めたネイマン・マーシャルは、本作のセットについて「必要に応じて360度どこを向いても撮影できるセットになっています。ここまで自由に撮れるようにするという発想をフェデはとても気に入っていました。つまりは、皆さんがスクリーン上で目にするものは半端じゃないってことですよ」と、一切妥協のない徹底した作り込みについて語った。
なお、「エイリアン」などシリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
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