山田涼介が主演を務め、木南晴夏が出演するドラマ「ビリオン×スクール」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系)の最終回が、9月13日(金)に放送される。このほど、山田と木南の撮影が終了し、ドラマは無事オールアップを迎えた。
本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公・加賀美零(山田)が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描くオリジナルストーリーの学園コメディー。
加賀美は、私立絵都学園(しりつえとがくえん)で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組、通称“ゼロ組”の新しい担任として赴任。現代の子どもが抱える問題をギュッっと凝縮したようなクラスの生徒らと向き合っていく。
本作の最後の撮影となったのは、ゼロ組の教室でのシーン。最後まで繊細かつ丁寧に芝居を紡いだ山田と木南は、そろってクランクアップを迎えた。スタッフから「芹沢一花役の木南晴夏さんオールアップです!」という掛け声の後、瑠東東一郎監督から花束を受け取ると、生徒を代表して梅野ひめ香役の上坂樹里からサプライズでアルバムのプレゼントが渡された。
それを見た木南は「これは今見たら泣いてしまうやつだ~(笑)。家でゆっくり読ませていただきます」と早くもその目が潤む。「1話を撮影していた頃と比べるとゼロ組のみんなが全く別人になっていて、毎日どんどん熱量が上がっていくのを間近で見ることができて本当にみんながかっこよかったし、うらやましかったです」と涙を流しながらゼロ組の生徒たちへ言葉を送った。
続いて、「我らが加賀美零役の山田涼介さんオールアップです!」というスタッフからの掛け声で、山田も瑠東監督から花束、西谷翔役の水沢林太郎からアルバムを受け取り、「みんなのおかげで僕は先生になれました。ありがとう。そして、加賀美零になれたのは木南さんが演じる芹沢がそばにいてくれたからだと思っています。木南さんが演じる芹沢じゃなかったら、僕はこの加賀美にはなれていなかったと思います」とその熱い胸の内を語った。
感無量の山田は目に涙を浮かべ時折言葉を詰まらせつつも、「僕にとってもみんなの存在がすごく大切で大好きですし、スタッフの皆さんのことも大好きですし、かけがえのない3カ月になったなと思っています」と話す姿はまさに“先生”そのものだった。キャスト、スタッフから慕われ、頼れる座長のあいさつで本作の撮影を締めくくり、終始温かい空気に包まれながらクランクアップを迎えた。
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