安達祐実、青木崇高の演技を絶賛「お芝居がうまいので絶妙にイライラしながら演じました(笑)」<3000万>

2024/09/13 20:58 配信

ドラマ 会見

安達祐実、青木崇高※ザテレビジョン撮影

安達祐実が主演を務める“新感覚”なクライムサスペンス「3000万」(毎週土曜夜10:00-10:49ほか、NHK総合ほか)が10月5日(土)からスタート。初回放送を前に完成披露試写会が9月13日、東京・NHK放送センター内で行われ、安達をはじめ、共演の青木崇高、脚本を担当した弥重早希子氏、名嘉友美氏、山口智之氏、松井周氏、演出の保坂慶太氏が登壇した。

現役世代の欲望をあぶり出し描く、“WDRプロジェクト”のドラマ


2022年、NHKが新たに立ち上げた脚本開発チーム“WDRプロジェクト”。本作は複数の脚本家が“ライターズルーム”という場に集い共同執筆する、海外ドラマの手法を取り入れ、4人の脚本家により紡がれるオリジナルドラマだ。日々の生活、子育て、チャンスのない社会、将来への不安などさまざまな思いが渦巻く世の中に生きる現役世代の欲望に着目。思わぬアクシデントと出来心をきっかけに、人生が激変してしまう家族の物語となっている。誰もが余裕なく生きる社会の痛みをえぐり出す、“やみつきになるエンターテインメントドラマ”を描く。

キャストは、主人公のコールセンターの派遣社員として働く佐々木祐子役を安達、その夫・義光役を青木が演じる。

“日本のドラマではない新しいドラマを”チーム一丸で作った作品


会見は、チーフ演出・の保坂氏の挨拶(あいさつ)から始まり、本作に懸ける熱い思いが詰まった時間となった。主演を務める安達は「最初にこの企画をいただいた時から面白い試みだと思いました。NHKさんでドラマの主演をやらせていただけるのも、これが人生最後かもしれないという意気込みで撮影をさせていただきました」と笑顔で本作へ臨んだ思いを告白。青木も「挑戦的で挑発的な作品。この仕事をやっている以上、“挑戦”に携わりたいですし、野心的な皆さんとご一緒できて本当にしあわせでした」と作品への自信をうかがわせた。

また脚本を担当した弥重氏は「愛を込めて作ったので、今日この日が迎えられて本当にうれしい」と感激の面持ちを見せ、名嘉氏は「次が早く見たくなるような物語をみんなで考えて考えて作ってきた。一人では書けなかったようなお話になっています」と、山口氏は「私が想像した以上のものになっているんじゃないかと。色んな工夫が詰まって面白いドラマになっていると思います」と語り、最後に松井氏は「今(試写を)見て、興奮した状態でいます。まだまだ二転三転していくドラマを楽しみにしてほしいです」とアピールした。

安達祐実、青木崇高※ザテレビジョン撮影


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