菅井友香&中村ゆりかが見どころ語る「女性同士で生きていくことのすてきな部分と難しい部分が描かれている」<チェイサーゲームW2>

【写真】しっかり手をつなぐ菅井友香&中村ゆりか撮影=阿部岳人

菅井「また違ったハラハラドキドキがありますね」


――台本を読んだ感想を教えてください。

中村:前回は私が中国人役で、中国の会社と一緒にプロジェクトを作るお話だったんですけど、今回はまた一つ韓国という国籍が交わって、さらに多国籍なお話になりそうだなと思いました。あとは冬雨のお母さんも深く関わってきて、ストーリーをかき乱すような展開になっているので、いろんな要素が詰まっているなと感じましたね。

菅井:確かに(笑)。また違ったハラハラドキドキがありますね。前作は、冬雨と樹が周りの人たちの幸せを願って離れる決断をするところで終わったんですけど、今作はそこから先のお話になっていて。二人が改めて周りと向き合って背中を押してもらいながら、二人の幸せのかたちをどう実現していくか、というところがより深く描かれていきそうだと思いました。自分ももっともっと勉強しながら真摯に向き合っていきたいなと思います。

――Season2では新たなキャラクターとして、韓国のインフルエンサーで樹の初恋相手・ヨルム(ちせ)が登場しますが、ヨルムの印象を教えていただけますか?

中村:ヨルムさんはわりと隠すことをしないというか、正々堂々とまっすぐに自分のスタイルを表に出していくという印象を持ちました。そんなヨルムさんに対して、冬雨もいろいろ考えることがあるし、成長する部分でもあるのかなと思います。ヨルムさんは私たちがしたいことをすごく代弁してくれているように感じましたね。

菅井:確かに、ヨルムさんはすごくかっこよくて、さっぱりしていて憧れる部分があります。樹にとっても高校時代からつながりがあって、救ってくれた存在でもあるけど、今はヨルムさんに翻弄されていたりして、物語をかき乱していく存在だと感じています。でも、ヨルムさんのおかげで二人の物語も進んでいくので、今作ですごく大事なキーパーソンになると思っています。

――ヨルムの登場によって冬雨が嫉妬したりとか、新しい姿を見ることができそうでしょうか?

中村:そうですね。今作はいろんな感情が見せられるような作品になりそうだなと感じているので、お互いの心境の変化なども楽しみにしていただけたらと思います。

――今回の撮影で楽しみにしていることを教えていただけますか?

中村:前作ではあまり描かれていなかった大学の回想シーンが今作はすごく多くて、“こんなにラブラブしてたんだ”みたいな新しい発見があったりするし、前作では見られなかったお互いの表情とかが今作では見られるので、そこが楽しみだなと思いました。

菅井:二人の付き合うきっかけや、付き合っていたころのことも細かく描かれるよね。あとSeason1では冬の衣装が多かったのですが、今回は夏の思い出というか、違う季節の思い出がたくさん出てくるのですごく楽しみだなと思いました。