菅井友香&中村ゆりかが見どころ語る「女性同士で生きていくことのすてきな部分と難しい部分が描かれている」<チェイサーゲームW2>

撮影中もとっても仲良しな菅井友香&中村ゆりか撮影=阿部岳人

中村「“今日も撮影頑張ろう”という気持ちにさせてくれます」


――お二人は前作が初共演だったとのことですが、お互いの第一印象と、実際に共演してみて印象が変わった部分などがあれば教えてください。

中村:初めの頃は、“冗談とか言ったら嫌な顔をされちゃうのかな”みたいな感じで(笑)、ちょっと言葉とか気をつけながら話したりしていたのですが、現場で一緒に過ごしていくとどんどん殻が破れてくるというか…。

疲れたときは疲れた表情をするし、眠くなるし、糖分がほしくなってお菓子を食べに行くのも同じタイミングだったりして(笑)。そういうささいなコミュニケーションからどんどん素を出していくようになりました。

本当に話しやすいですし、現場で会うと頼もしい存在というか、“今日も撮影頑張ろう”という気持ちにさせてくれます。芯があって笑顔のすてきな女性だなと思いますね。

菅井:うれしい。ありがとう。ゆりかちゃんは最初に会ったとき、見た目の美しさからはギャップを感じるようなフワッとした柔らかさのある女性という第一印象だったんですけど、それがどんどん笑うと止まらくなっちゃうゲラな部分とか、冗談を言ってくれるところとかを知っていくうちに、私もどんどん素を出せるようになりました。

すごく現場を明るくしてくれる存在で、私も頼もしいです。知れば知るほどすごく行動力があって、自分でいろんなことに挑戦していくところがかっこよくて尊敬しています。

中村:ありがとう。

――先ほどお二人でディズニーに行かれたとお話されていましたが、プライベートではどんなお話をされているんですか?

中村:いろんな話をしていますね。トムっていう猫ちゃんを飼われていて、猫ちゃんの話もすごく癒やされるし…。

菅井:写真を見せ合ったりとかね(笑)。

中村:そうそう。我が子を自慢し合うかのような感じで話をしたり(笑)。お仕事の話とかもできて、すごく絆を深められたなと思いました。

菅井:ディズニーに行ったときにお仕事の話をしていたのですが、ゆりかちゃんが「好きとやる気があれば何でもできるよ!」と言っていて、すごくいい言葉だなって。それから、好きとやる気を意識して生きています(笑)。

中村:すごい。覚えててくれたんだ。

菅井:すてきな言葉をたくさんくれるので、私もすごく元気をもらってますね。

中村:うれしい。

菅井:二人で歩いていたときに、前作を見てくれていた女子高生の子にたまたま出会ったのですが、スマホの裏に二人のチェキを入れて応援してくれていて、「すごく好きなんです」って言ってくれて。幅広い層に見ていただけているんだなと感じました。持ち歩いてくれているなんてビックリですし、すごくうれしかったですね。

――ドラマのファンがディズニーでお二人を目撃したらすごくビックリされますよね。

中村:でもカチューシャして、本当にラフな感じで行ったので、あまり気付かれなかったんじゃないかな。素の感じで楽しめて、すごくいい思い出になりました。SNSに画像だけ投稿してちょっと匂わせをしたんです。当日には載せずに、たしか日をまたいで夜の12時ぐらいにしたのかな? 遅い時間に背景だけの写真をお互いのSNSに載せて、次の日にちゃんと2ショットの写真を載せたんです。そうしたら「やっぱり二人で行ってたんだ」ってコメントがいっぱい来て。

菅井:二人で「今上げよっか」みたいな感じで連絡して決めてました(笑)。

中村:ファンの皆さんにも「続編をやってほしい」っていうコメントをたくさんいただいていたんですけど、まだ公表できないから言えなくて(笑)。

菅井:こんなにも待っていてくださる方がいるって本当にありがたいことだなって思いますね。制作のチームの皆さんもすごく気合を入れて準備されていますし、期待に応えていきたいなと思います。

――では最後にドラマの見どころを教えてください。

中村:前作では描き切れなかった樹と冬雨の大学時代のシーンとかも、視聴者の皆さんが“見たかった”と思ってくださるようなシーンになると思いますし、冬雨のお母さんや旦那さん、子供に対してのあり方や、そこを乗りこえながら樹とどういうふうに接していくのか、など深い部分が描かれていて、いろんな要素が詰まったドラマになっていると思うので、楽しみにしていただきたいです。

菅井:前作に続いて出られる方も、すごく魅力的な新キャラも登場するので、そこも含めて好きになっていただけたらうれしいですし、より女性同士で生きていくことのすてきな部分と難しい部分と両方が描かれているので、二人がどんな選択をしていくのか、ぜひ応援しながら見ていただけたらうれしいなと思います。