「愛してたって、秘密はある。」クランクアップで福士蒼汰が万感のコメント!

2017/09/17 19:54 配信

ドラマ

「愛してたって、秘密はある。」で、無事にクランクアップを果たした福士蒼汰、川口春奈(写真右から)

9月17日(日)に最終回を迎えるドラマ「愛してたって、秘密はある。」(日本テレビ系)。先日、約3カ月に及んだ同ドラマの撮影が終了し、主演の福士蒼汰、ヒロインの川口春奈がそろってクランクアップを迎えた。

母親をDVから守るため、父親を殺害したという過去を持つ司法修習生・黎(福士)が、何者かによって追い詰められていく姿を描いてきた同ドラマ。9月10日放送の第9話では、ラストでついに黎が恋人・爽(川口春奈)へ父親を殺害したことを告白していた。

また、最終回の予告映像では、黎がこれまで見せたこともないような恐ろしい表情を見せるシーンが続出。SNSなどではすべての黒幕が誰なのか予想するツイートが相次ぎ、ことしの夏ドラマ屈指のサスペンス的展開が大いに話題を集めている。

クランクアップとなったのは、とある場所で黎と爽がお互いの思いを語り合うシーン。最後までシリアスな場面の撮影となったが、二人は演じてきた役柄の思いに寄り添い、時折自然に涙を流しながら演技を披露した。

クランクアップ後、福士と川口にはスタッフから花束が渡され、二人は重責を全うし笑顔をのぞかせた。川口は「撮影が始まってからはすごくあっという間で、本当に早かったなと思います。

現場にいるスタッフさんがみんな若くてパワフルで、すごく伸び伸びと、お芝居させてもらえてすごく楽しくて、勉強になりました。まだ実感がそんなにないんですけど、本当に素晴らしい皆さんと3カ月過ごせて幸せでした。ありがとうございます。お疲れ様でした!」とあいさつ。

一方の福士は、「そうですね本当に…、3カ月早かったな~と思います。やっぱり現場が楽しかったですし、毎回台本が出るのも待ち遠しかったからこそ、こんなに早く3カ月がたったのかなと思います。

今回の現場では、僕自身、すごくいろいろな刺激を受けました。お母さん役の鈴木保奈美さんが、前室などですごく真剣に台本と向き合っている姿をずっと見ていましたし、遠藤憲一さんの迫力ある、でも普段は優しい姿を見て『ああ、こんな人になれたらいいな~』って思いました。

そして、一度共演経験のある春奈ちゃんと、またこうして一緒にお芝居をできたことは、すごく自分にとって安心感があったんじゃないかと思います」と、共演者からのさまざまな影響を口にする。

さらに、「(最終回などで演出を担当した)河合(勇人)監督は、普段映画を撮られているような方なのに、(演技の面で)僕のやりたいことをにも耳を傾けてくれて。僕にとってすごくやりやすい環境を作ってくださいました。

それと、プロデューサーの鈴間(広枝)さんとこのタイミングでやれたのも、僕の中ではすごく大きかったです。一生懸命いろいろなことを考えてくれましたし、面白いストーリーを考えてくれるから本当に脚本が待ち遠しくて。台本作りに携わったわけではないんですけど、一視聴者のような気持ちで待っていられたのはすごく幸せな時間だったなと。

そんな刺激を受けている中で、そこを支えてくれたのは、やっぱり現場にいらっしゃるスタッフの皆さんで。土台をしっかり作ってくれたから自分たちがお芝居をできているんだなと、今回すごく感じました。

3カ月間、いろんな面で大変なこともありましたが、『みんなのパワーをもらったな』という3カ月でした。お疲れさまでした! ありがとうございました!」と、座長としてスタッフ一同への感謝を真摯に語った。

また、演出を務めた河合監督は「この前(第4話の)お祭りのシーンをやってたなと思ったら、あっという間に遠藤憲一は死にそうになるわ、お母さん(鈴木保奈美演じる晶子)は捕まってるわで、毎回毎回スピードが速くて、この展開についていくのが精いっぱいでした(笑)。

この作品の(各話)ラスト10分間の熱量たるや、毎回すごいものがあって。一つの新しいドラマの形みたいなものができたんじゃないかと思っています。皆さんにいろいろと教えていただいてありがとうございました。またよろしくお願いいたします!」と締めくくった。