真田広之がプロデューサー・主演を務めたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス「スター」で独占配信中)が、9月15日(現地時間)に授賞式が行われた米エミー賞で作品賞・主演男優賞など18部門を受賞した。
「SHOGUN 将軍」は徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた人物たちの物語。「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永(真田)>と、その家臣となった英国人航海士<按針(コズモ・ジャーヴィス)>。2人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子(アンナ・サワイ)>らが登場する戦国スペクタクル・ドラマシリーズ。
エミー賞は米国テレビ界のアカデミー賞とも呼ばれる賞。本作は競合作品がひしめく中で「作品賞」を受賞。さらに本作でプロデューサーを務め、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を重厚に演じた真田広之が、「主演男優賞」を獲得。これは、1980年にドラマ化された「将軍 SHOGUN」で主演を務めた三船敏郎が受賞を逃していた賞で、真田が悲願の受賞を成し遂げる形となった。
また英国人航海士<按針>通詞であり、虎永のもとで戦乱の世を強く生き抜いた鞠子役のアンナ・サワイが「主演女優賞」を受賞。そのほかにも「監督賞」を受賞するなど、主要部門も軒並み制覇し史上最多18部門を受賞と最多受賞記録を更新した。
真田は主演男優賞受賞時に「この場に立てる事を誇りに思います。奇跡です」「クルーとキャストの皆様、SHOGUNに関わってくれた皆様、最後まで私を信じて、サポートしてくれてありがとう」「本作は東と西が(壁を越えて)出会う夢のプロジェクトでした。とても難しいプロジェクトでしたが、全員が一致団結しました」とコメント。(英語スピーチより翻訳)
また作品賞受賞時には「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々そして監督や諸先生方に心より御礼申し上げます」「あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り国境を越えました」と日本語で語った。
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