コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ふるやんさんの書籍「ほのぼの犬ぽんちゃん」シリーズより、「また明日」を紹介する。
「ほのぼの犬ぽんちゃん」は天真爛漫な犬のぽんちゃんが主人公。うさぎのもんちゃんやねずみなどの、可愛い仲間たちとの素朴なやりとりを描いている。また、ふるやんさんの優しい画風にも癒される作品となっている。
作者であるふるやんさんが5月21日に本シリーズの「また明日」をX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、5,300件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではふるやんさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
ある日の夕方、犬のぽんちゃんが、うさぎの女の子・もんちゃんと「じゃあね」「また明日ねー!!」と分かれのあいさつをしている。自宅に入ろうとしたもんちゃんがふと振り返ると、ぽんちゃんが笑顔で手を振っていた。するともんちゃんは、満面の笑みで手を振り返したのだった。
本作を投稿したX(旧Twitter)には「また明日!!って言えるのって幸せ」「楽しかったの伝わる」「あーーー癒された」「このもう1回が嬉しいんだよねぇ」「家に入るタイミングがむずかしい」「また明日って素敵な言葉だよね」など、作品に癒された読者からのコメントが寄せられている。
――「ほのぼの犬ぽんちゃん」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
もともと可愛いキャラクターの漫画やイラストを見るのが好きで、自分も描いてみたいと憧れがありました。でも絵に自信がなかったのでなかなか挑戦できずにいたのですが、コロナ禍で家にいる時間が増え、「やりたいことはやってみよう」と思い、SNSに投稿を始めたのがきっかけです。
――「また明日」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
夕方の少し切ない雰囲気が出るように意識して着色しました。見てほしいポイントは最後のもんちゃんの嬉しそうな笑顔です!
――「また明日」の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
2、3コマ目の流れが気に入っています。家に入る前に振り返るもんちゃんと、家に入るまで見守るぽんちゃん。特にセリフがなくてもこの2コマでぽんちゃんともんちゃんの関係性が伝わったら嬉しいと思いながら描きました。
――可愛くて温かみがある画風に癒されます。「ほのぼの犬ぽんちゃん」を描くときにこだわっていることがあればお教えください。
ありがとうございます!こだわりはデジタルではなくアナログで描くことです。着色は水彩絵の具でしています。正直アナログで描くと修正がきかないですし、時間もかかるのですが、水彩の柔らかい雰囲気がぽんちゃんのほのぼのした世界観にマッチしていると思っています。
――今後の展望や目標をお教えください。
これからもSNSを中心にいろんな作品を投稿できたらと思っています。そしていつか今までの作品をまとめた作品集を出すことができたら嬉しいな、なんて思っています!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも「ほのぼの犬ぽんちゃん」を応援していただき、本当にありがとうございます!これからもたくさんの方に楽しんでいただけるよう、イラストや漫画をコツコツと描いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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