【漫画】マッチングアプリで知り合った彼には、クズすぎる裏の顔があった…結婚も出産もしたい、アラフォー女子のリアルな恋愛模様を描いた漫画に「つら…」と反響

2024/09/23 08:30 配信

芸能一般 インタビュー コミック

『結婚したい39歳の私と最低クズ男の最悪なウソ』が話題(C)ミロチ/KADOKAWA

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、レタスクラブにて掲載中の、ミロチさんが描く『結婚したい39歳の私と最低クズ男の最悪なウソ』をピックアップ。

ミロチさんがSNSで本作を投稿したところ、多くの反響が寄せられた。本記事では、ミロチさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

マッチングアプリで出会った彼への疑惑

『結婚したい39歳の私と最低クズ男の最悪なウソ』(8/37)(C)ミロチ/KADOKAWA

主人公の春子は、7年付き合った彼氏と40歳を目前に別れてしまった。落ち込んでいた春子は、友人がマッチングアプリでの出会いから結婚に至ったと知り、マッチングアプリを利用することに。

後日、趣味も合いそうな市内在住の会社員・39歳の晃平と出会った。3度目のデートで付き合う事となり、幸せを予感していた春子。最初のうちはお互いの休みに合わせ、週末に春子の家に泊まりに来ていた晃平だったが、2カ月経つと徐々に会えない日が増えていった。また、晃平の地元が片道3時間かかる他県であることも発覚するのだった。

ある日、友人がSNSの投稿で、晃平が知らない女性と腕を組む写真を見つけ、春子はさらに不安になってしまう。久しぶりに会った晃平に、春子が自分の不安な気持ちをぶつけると、晃平は母親が体調を崩して様子を見に行っていたのだ、と言った。あの写真の女性はきっと妹だったのだ、と春子は思い晃平を信じることに。その後も春子は、晃平への疑惑に悩まされるものの、重いと思われたくないがゆえにはっきりと聞けないでいた。

またある時、下腹部の痛みから婦人科を受診した春子。医師から粘膜下筋腫であり、不妊治療をするなら早い方がいいと言われてしまう。さらに同じ病院で妊娠中の兄嫁に会い、親戚の間で春子が結婚しないことに対し、色々と言われていることを知る。年齢のこともあり、思い切って晃平と結婚について話そうとすると、晃平も話があると言う。そして、春子の誕生日になかなか予約が取れないイタリアンを予約してくれたことを知り、プロポーズを期待したのだった。しかし当日、晃平はまたしても母親が倒れたとして約束をドタキャンしてしまう…。

作品を読んだ読者からは「どうなるのかハラハラした」「一気に見ちゃいました!」など反響の声が寄せられている。

作者・ミロチさん「友達の体験が漫画のように過酷で…」

『結婚したい39歳の私と最低クズ男の最悪なウソ』(23/37)(C)ミロチ/KADOKAWA

――『結婚したい39歳の私と最低クズ男の最悪なウソ』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。

当時、相談に乗っていた友達の体験が漫画のように過酷で、同じ年齢の私は結婚して子供もいましたが、とても考えさせられる内容だったので、本人承諾の元で漫画にしようと思いました。

――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。

主人公のモデルになった友達は、私から見てもとても情に厚く性格のいい常識的な女性ですが、結婚、出産で悩む彼女の不安定になってしまう考えや、若かったらすぐに手放せたものが39歳になり手放せなくなってしまった気持ちをそのまま主人公に投影させる部分はリアルに描けるよう心がけました。

――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

詳しくは言えませんが、一番最後のシーンは描きながらとても感情移入してグッときました…自分で言うのもなんですが………。

――ミロチさんは普段漫画を描かれる際、どういったところからストーリーの着想を得られるのでしょうか?

出版させていただいてるものに関しては私生活で耳に入った実話や身近に起こった出来事を元に構成してますが、SNSではギャグばかり描いてるので、そっちは妄想と経験を元に描いてます。

――ミロチさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

とにかく漫画を描く事が大好きなので、今後も手を止める事なく色んなジャンルにチャレンジしてみたいと思ってます。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

嬉しいメッセージやコメントは何年経ってもずっと励みにさせてもらってます。

いつも読んでくださりありがあとうございます、これからも面白いものをお届けできるよう頑張ります!