テクノロジーとポップ・カルチャーが融合した日本の新しいコミコン。マーベル・コミックスの編集長を長年務め、自らスパイダーマン、アイアンマン、X-メン、ブラック・ウィドウなど数多くのキャラクターを生み出した「ポップ・カルチャーの父」スタン・リー(故)、アップル共同創業者の一人で「テクノロジーの王」といわれているスティーヴ・ウォズニアック(以下、ウォズ)との出会いが、「東京コミコン」の始まりだ。
当初はウォズの住むシリコンバレーで開催し、真にグローバルな祭典にしたいというウォズの意向があり、「それならば日本を巻き込まなければならない」と東京での開催を決定。2016年12月に「東京コミコン2016」として実現され、第1回の開催から毎年、海外の俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リー(故)や、クリス・ヘムズワース、オーランド・ブルームどゲストが集結し、ポップ・カルチャーの祭典となってきた。
「シリコンバレーコミコン」と対をなす「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーション等のイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。ファミリー層から年配まで、全世代を通じて楽しめるイベントとなっている。
2020年には、初のオンライン(TOKYO COMIC CON WORLD)での開催も行われ、新たな進化を遂げる。2023年5月、初の大阪開催となった「大阪コミコン2023」では総勢8名の来日ゲストが参加し、51,000人以上ものファンが駆け付けた。続いて12月に開催された「東京コミコン 2023」でも数多くのコミコンファンがかけつけ、過去最高の来場者数を記録した。2024年、第2回の大阪開催となった「大阪コミコン 2024」ではマッツ・ミケルセン、ノーマン・リーダス、ジェイソン・モモアら総勢11名ものゲストが集結し、前回の大阪を上回る61,828人ものコミコンファンが来場した。
今年は「東京コミコン 2024」が、12月6日(金)から12月8日(日)に開催する。既にセバスチャン・スタン、ジェイソン・モモア、モリーナ・バッカリン、ベン・マッケンジーの来日も決定している。
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