“ゴルフ女子”元SKE48・山内鈴蘭&なみきがラウンドレポーターを務める新番組「ゴルフシンデレラ」が10月にスタート

「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき撮影=宮川朋久

なみき「視聴者の皆さんに近い視点でラウンドレポートができたら」


――山内さんは6月にベストスコアを75から72に更新されたそうですね。

山内:ずっと目標にしていたパープレー(72)を21年目で達成できました。21年もかかりましたよ。ゴルフは奥が深いです。ベストスコアは更新できましたけど、コンスタントに72を出せるわけではないので、プロの皆さんがどういう視点でプレーされているのが気になります。

なみき:「ゴルフシンデレラ」では、そういった高いレベルの方たちの視点も分かりそうですね。

――なみきさんは、どういったところにご自身の目標を置いていますか?

なみき:私も少しずつでもいいので、ベストスコアを更新していけたらいいなと思っています。あと、私は飛距離があまり出ないんです。らんらんは同じくらいの背丈だけど飛距離が出るので、私は今、“ショートゲームのなみき”になるように頑張っています(笑)。アプローチやパターをしっかり練習して。

山内:それ、大事!パリオリンピックで山下美夢有選手が4位だったんですけど、世界基準って“飛距離”って言われているんですよ。女性でも280、290(ヤード)飛ばしてくる選手が多い中、山下選手は230とか240くらいなんです。でも、上位に食い込めるのは“フェアウェイキープ”だと言われていて、いかに良いラインからセカンドが打てるかっていうことを、山下選手は重視されているんです。それぞれの選手が、何を重視しているかというのを今回のオリンピックを見ていて学びました。それぞれ何を重視してプレーしているのかをこの番組で分かったら嬉しいなって思っています。

なみき:男子プロの松山英樹プロもオリンピックで銅メダルをとられていましたけど、ドライバーで持たずにウッドで攻めたりしていたので、男子も飛距離だけじゃないっていうのは見ていて感じました。

――最後に、今回の放送を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

なみき:私はゴルフを始めた時はゴルフの知識ゼロでした。なので、視聴者の皆さん、アマチュアの皆さんに近い視点でラウンドレポートができたらいいなと思っています。プロっぽいことは言えないですが、プロの特性だったり素の部分とかを出していけるようにレポートできればと思っています。

山内:プロを目指す方が出演されるので、競技ゴルファーとか、90切り、80切りと、レベルアップを目指す方に見てもらいたいと思います。その中で、なみきちゃんの視点だったり、アマチュアゴルファーに寄り添えるのは私たちの強みだと思いますので、レベルアップ目指すゴルファーに見てもらいたいです。あとは、これから活躍する選手を見つけたいという人も楽しめると思います。

◆取材・文=田中隆信

「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき撮影=宮川朋久