さらに、ふとした瞬間に全力の変顔が飛び出すことも。第6話では、班メンバーが出前でとったチャジャン麺をすすりながら捜査会議をしているところにやってきたユビンが、ラップがかかったままのチャジャン麺を器ごと全力で振って混ぜる場面が映された。
ポーカーフェイスなユビンなら絶対しないようなうっとりとした表情で、楽しそうに器をシェイクするユビン。思わず二度見したくなる光景が繰り広げられた。最近出演したバラエティー番組で「自分も妻も食べることが好きで、中華料理店に行ったら冷菜や唐揚げなど5~6皿、それにチャジャン麺やチャンポン、チャーハン…と全部で14皿くらい注文して2人で食べます」とフードファイターのようなエピソードを語っていたドンウクだけに、チャジャン麺を前にして見せた恍惚(こうこつ)の表情は彼の“素”なのかもしれない。
クールな超エリート警察官、それだけでは終わらないのが“トンバン・ユビン”の魅力だ。演じるドンウクは、大ヒットしたドラマ「コーヒープリンス1号店」でイケメンばかりが働くコーヒー店「コーヒープリンス」の店員チン・ハリム役を演じ、大ブレイクした過去を持つ。
男性のふりをして「コーヒープリンス」で働くヒロイン・ウンチャン(ユン・ウネ)を“マイチャン(僕のウンチャン)”と呼んで弟のようにかわいがるハリムの明るくて憎めないキャラクターが当時、コン・ユとユン・ウネの主人公カップルをしのぐほどの人気を集め、デビュー4年目だったドンウクはこの作品で一躍注目俳優の仲間入りを果たした。
「ソウル・バスターズ」のトンバン・ユビンも、ハリムに通じる愛嬌(あいきょう)が随所にのぞく。そんなユビンに視聴者からも「トンバン・ユビン、かわいすぎ!」「トンバン・ユビンのかわいさに癒やされる」といった声も上がった第5、6話。全国ワースト1位の無能捜査チームをうまくかじ取りしながら華麗に事件を解決していくトンバン・ユビンの活躍は、まだ始まったばかりだ。
「ソウル・バスターズ」(全20話/初回4話、以降毎週水曜2話ずつ、最終回4話)は、ディズニープラスのスターで独占配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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