本作の鈴木亜希乃プロデューサーは、インタビューで桜井について「コメディエンヌの実力もとても高い方で、いかんなく発揮してほしいなという思いでキャスティングしました」と語っていた。第9話でもまさしくその姿が見られたというわけだ。
扉の外ではあれだけ飛び跳ねていたのに、再び部屋の中に戻るとスンとした表情で「まぁ、いいでしょう」と協力する返事をしたが、取り繕いながらも喜びを隠しきれないという緩急ある演技も良かった。
また、夏の長男・智(清水尋也)も密子に協力を申し出る形で告白にも似たことをしたと知ると、「はぁ~、そうか…密子・智ルートもあったか。これはこれでかなり推せるし、どうすりゃいいんだ、私は」と一人ほくそえむシーンも。さらに終盤には密子と遥人が夏の社長室で探し物をしているときに戻って来た夏がドアノブに手をかけると、千秋は土下座で迎え入れようとした。
SNSには「今日の優勝は千秋さんだな笑」「千秋さんかわいかった 土下座最高だった」「千秋のキャラが好きすぎる」「千秋の推しと推しに狂ってる姿が最高でした!」「つらい展開の中、ちょいちょい挟みこんでくる千秋の癒し効果は絶大」と称賛が寄せられる反響となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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