往年のレジェンドたちによって、選手それぞれの長所や短所が番組で語られることはあるかもしれない。しかしデビュー前から続く縁と、その後のやり取りがこぼれるのは「ダグアウト!!!」のホーム感が成せるワザだろう。
イチローを高校時代に激励し、何年もの時を経てプロ野球選手同士という立場で再会。その上でイチローから「覚えてます?」と声をかけられたというエピソードは、まさにドラマで描かれるシナリオのようだ。その後の「タメになりました」というやり取りも含めて、非常に感慨深い。
日本プロ野球界の裾野が広がった近・現代では、こうしたエピソードは希少なはず。自由なテーマで各人の思い出話を掘っていける「ダグアウト!!!」だけに、今後もこうしたエピソードをどんどん拾ってもらいたいものだ。
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