乃木坂46のメンバーによる2人旅に密着するドキュメントバラエティー「乃木坂、逃避行。」の第12回が、10月4日(金)にLeminoで独占配信される。前回に続いて3期生の与田祐希と4期生の筒井あやめが、タイに1泊2日の逃避行へ。真夏の全国ツアーのさなかに、通称“よだめん”コンビならではの緩い空気感で旅は続いていく。
タイ・バンコクの街歩きを楽しんだ2人は、現代的なビル群を望めるホテルのルーフトップバーでしばし憩う。9月4日で与田ら3期生は加入から8周年を迎え、9年目に入った。筒井も2018年11月に加入してからまもなく7年目に突入。先輩の1期生・西野七瀬を慕っていた与田も“最上級生”になり、最年少メンバーだった筒井にも後輩ができた。
与田は「いろんな景色を見てきたけど、もう間違いなく折り返しは過ぎてるから」と乃木坂にいられる時間に限りがあることを意識しつつ、「やめるときは本当になんか…自分の中でも納得いって、もういけるって思ったときなんだろうな」と打ち明ける。まだまだグループの中で実現したい夢、メンバーと作りたい思い出があるようだ。
「『付いてこい!』みたいなタイプじゃないから、寄り添える人になりたい」という与田だが、柴田柚菜、川崎桜といった後輩たちが与田のことを「大好きな先輩」に挙げている。自然と相手をリラックスさせてしまう与田に筒井も「すごくありがたい存在」と日頃の感謝を伝える。
筒井は35thシングルのアンダー曲「車道側」でセンターを任され、同シングルのアンダーライブも座長としてメンバーを引っ張った。大きく成長した彼女に、与田は「多分助けてほしいっていうのをさ、出さない人じゃん?」とさりげなく緊張を解きほぐそうとする。実に細かなところまでメンバーの姿を見ており、気遣ってあげられる与田の優しさが、どれだけ筒井の励みになっているかが伝わるトークが続いた。
バンコクの夜は寝てしまうにはまだ早い。ナイトマーケットに繰り出すと、昆虫の揚げ物にびっくり。「乃木中(乃木坂工事中)の罰ゲームだ!」(与田)と2人して笑いがこぼれたり、服のショッピングで夜もエンジョイしていった。
翌日は、バンコクの市街地から離れてまずゾウに乗って自然の中を散策。ファンにも有名なヤギの「ゴンゾウ」など動物に囲まれて育ち、ウォンバット好きを公言するように動物好きで知られる与田は、やっぱりゾウにも興味津々だ。物怖じせずにゾウの背中から見る景色にも目を輝かせていく。
バンコク近郊のリゾート地パタヤの美しい海では、シーウォークにも挑戦。特殊なヘルメットをかぶって、熱帯らしい極彩色の魚が泳ぐ海中を歩いていく様子は、まるでSF映画のよう。そんな海の中でも筒井から先輩を「ゆうちゃん」と気軽に呼べる仲になっていた。本当の友達同士のように、上下関係なく心を許し合っている「よだめん」にとって貴重な思い出ができた。
◆文=大宮高史
※記事内、川崎桜の「崎」はタツサキが正式表記
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